百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

往く道は...

2014-12-11 21:46:02 | Weblog
文藝春秋の新年号に高倉健さんの「最期の手記」が記載されている。
戦後70年の企画のひとつだという話だが、「諸行無常。」から始まり「合掌」で終わる文章は、内容的には俳優になった経緯や撮影に追われた日々、南極物語への出演や八甲田山にかけた想いが綴られ、そのところどころに人生観や死生観が散りばめられていた。
諸行無常...人生が変わる一瞬一瞬に感じる感情。
恥のかかされ放題...あぁ本当に人生が変わったと感じた俳優業。
孤独なストライキ...阿闍梨さんとの出逢いが救い。
“1本”に精魂込められる俳優になる...フリーになった時の覚悟。
生きるのに必死だから...負けるもんか。
ー 思い通りにならない人生、出逢った方々の想いに応えようと、ひたすらもがき続けた。ー
健さんは、本当にそんな道に悔いはなかったのであろうか。人は望むよりも望まれる人生を歩むことが幸せなのだろうか。