百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

冤罪

2014-02-15 00:00:16 | Weblog
マルハニチロの子会社「アクリフーズ」の冷凍食品に農薬が混入されていた事件で逮捕された容疑者が証拠不十分で釈放されるという。
容疑者は容疑を認めてはいるものの、供述の信憑性を今一度慎重に吟味する必要が生じたことがその理由だという。
容疑を認めている容疑者と信憑性を吟味精査せざるを得ない状況になった県警、その相互の関係を想像するとなんとも“冤罪”(でっちあげ)を予感させる。
痴漢冤罪の場合も「被害者は何日にもわたって留置場に勾留され、休職や退職を余儀なくされる 。精神的なダメージも大きく、損害は計り知れない。」と一般的に言われるが、過酷な状況に追い込まれると精神的にも肉体的にも疲れ果て冷静な判断ができなくなることは安易に予測でき、もしもそんな状況下において自白を強要しているようなら何とも許し難い。マスコミも報道は一時的なもので深い取材をしているようには決してみえず、特に話題性を欠くもの等に関しては釈放、再逮捕?!の混迷状態ではあまり大衆受けが期待できず報道は抑制気味になる。
文明は進化しているが、文化は後退(退化)している。
現代の日本社会は成熟化社会には程遠い袋小路の社会になりつつある。