百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

薬用植物  その2

2013-07-28 20:53:11 | Weblog
問題は、
・栽培期間が長く、その割には販売価格が安い。
・栽培前から販売先を明確にしておく必要がある。
・栽培(播種、育苗、挿し芽等々)自体が難しい。
村おこしをする場合、やはり栽培の専門家がいないと難しいのだろう。
比較的窒素を抑え、無農薬で栽培する技術は、なかなか慣行農法に慣れ親しんだ者には難易度がある。
売り先がまた、難しい。
製薬会社や生薬関連の企業が本来の販売先になるべきなのだが、出荷者は成分や保存、加工にも気を使わなければならない。
栽培も以前から国内にある品種なら兎も角、海外の品種なら、本当に一から学ぶ必要がある。
こんな難易度がある栽培には、“ただ単に「何か栽培して少し儲かる作物はないモノかなぁ」としか考えていない村”では臨めない。