百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

死なせた・・・

2011-07-04 23:59:51 | Weblog
「死なせた」と「殺した」の意味の違いは?
今日の市橋被告の初公判の内容を聞いて、素朴に思ったことです。
法的にいうと殺人容疑なら「殺した」、傷害致死あるいは業務上過失致死などなら「死なせた」ということになるのだろうが、殺意の有無については、本人以外の誰にもわからない。
ピストルを持っていたり、刃物を持っていたり、でも手や脚が凶器になることはあるし、一瞬たりとも死んでしまえと思ったのなら、やはりそれは殺意をもったということになるのであろうから。
本人は決して殺すつもりはなかったといくら言ったとしても、口を手で押さえれば窒息することは小学生でも知っている。
その一瞬の思いは、誰がどう解き明かすのか、裁判がその心の闇にどう光をあてるのか、興味深い。
でも単純に、一瞬でも「死んでしまえ!」と思ったなら、それは殺人だし、「死なせてしまった」のなら遺棄をしたり逃亡はしないだろう・・・もっとシンプルにもっと謙虚に生きられないものだろうか。