クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

ARCHIVのBOXよりラモー:クラブサン曲集 ケネス・ギルバート

2014-09-20 07:18:38 | 脊髄損傷
アルヒーフより ラモー:クラブサン曲集 ケネス・ギルバート

◼️ラモー:『クラヴサン曲集第1巻~組曲ニ短調-長調』『新クラヴサン曲集~組曲ト長調』
ケネス・ギルバート(Cemb) 〔1976年録音〕

ケネス・ギルバート(Kenneth Gilbert, 1931年12月16日 - )は、カナダ出身のチェンバロ奏者・音楽教師。ケベック州モントリオール生まれ。

モントリオールの音楽大学に学んだ後、パリ音楽院に留学してガストン・リテーズ、ルッジェーロ・ジェルリン、ナディア・ブーランジェに師事。シエナ・キジアーナ音楽院にて4年間の音楽修業を積む。1957年にモントリオールの母校でチェンバロ教授に就任し、1969年にはケベック市のラヴァル大学に出講。1971年よりベルギーのアントウェルペン王立音楽院にも採用され、1973年にはハールレム夏季講習会でグスタフ・レオンハルトの後任講師を務めた。1981年よりシュトゥットガルト高等音楽学校の教師を経て、ストラスブール音楽院古楽科の主任教授を務める。

1989年よりザルツブルク・モーツァルテウムの常勤教授としてチェンバロを担当。キジアーナ音楽院やヴェネツィア・チーニ財団のチェンバロ講習会でも講師を務める。ロンドンの王立音楽大学と王立音楽院の両方で客員教授に任命されている。

ケネス・ギルバートは、ひたむきに古楽器演奏に献身しており、とりわけフランス・バロック音楽の権威として名高い。演奏には、歴史的な銘器を用いている。1968年にフランソワ・クープラン生誕300周年を記念して、クープラン作品の全曲演奏を敢行したほか、1969年にはクープラン作品の新たな出版譜を編纂した。【Wikipediaより】

チェンバロの音色に酔いしれたければ
このケネス・ギルバートはお勧めです
他のチェンバロは滅多に聴いたことがありませんが
この録音は大変気持ち良くチェンバロを堪能できますし
ラモーの曲がまた聴きやすくわかりやすくてお勧め!

いや~
チェンバロって気持ちの良い音を響かせてくれます

続いて
同じくアルヒーフより

◼️【CD27】
J.S.バッハ:『ゴルトベルク変奏曲』
トレヴァー・ピノック(Cemb) 〔1980年録音〕

チェンバロによるゴルドベルク変奏曲です
さてグールドの影響をたっぷり受けていそうな演奏ですが
楽器がチェンバロですから聞き応えもあるし
聴いていて新鮮ですね
個人的にはブルーノ・カニーノの方がアプローチは楽しいと思う!

チェンバロ弾きとしてはケネス・ギルバートの方が誠実で
好感が持てる演奏だと思いますが
ほとんど初めて聴くチェンバロのことですから評価は変わるかもしれません

Kakishima
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脊髄損傷障害者の日々の考え事

2014-09-19 07:15:38 | 日記


脊髄損傷障害者の体力なんて微々たるもの

最近の自分の特徴を書き上げると

『食後酸素不足になるらしくかなり眠くなります』

『リハビリに出かけた日はぐっすり眠ることができます』
1日ベッドで過ごした日は楽をしていたのでしょうか
なかなか寝付けません

『ドライブや散歩など外出した日はよく眠ることができます』

◼️体幹がしっかりして来たのかイマセンの車椅子でも運転しやすくなりつつあります

座高はいませんの方が低いので
いませんに慣れてしまえばお出かけで車に乗る様な時は
いませんを選んだ方がリクライニングもしやすくて良いようです

インバケア TDX-SIとイマセン
一長一短でどっちも手放せません

◼️必要だと思われる能力は

『肺活量の強化』

普段外出してもほとんど話さない私
もっと会話をして呼吸を活発にして行くことによって
体力をつけ痰に負けない体を作り上げようと思います

◼️同じクラシック音楽は何度でも聴くクセに映画は一度見ると知ってる気になる

これは改善しようと言うか
同じ映画でも楽しければ何度でも見ればいいし
どうせならセリフを覚えるくらい見直せば
英語も知らないうちに聞き取れるようになるかも

漫画は読み返すクセに
本も一度読んだら知ってる気になって読み返すことが少なかったが
これからは何度でも読み返せるなら読んでみようと思います



◼️建築中の自宅へ行って来ました

エレベーターに乗って二階へ
随分景色が違うようです
エレベーターは正解でした



◼️忘れかけていた猫ドアをお願いして来ました

磁石を首輪につけておくと
その猫だけ通れる猫ドアを監督に預け
家の窓は全て二重窓ということで密閉製が重視してるのに
あえて猫ドアで外出できる窓をこさえてもらえるようにお願いして来ました

◼️引越しは10月の10日迄にはできるとのこと
6日あたりからチラホラと必要なものを運び込めるようです

いよいよですね

Kakishima
コメント (6)
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グレートピアニストよりブルーノ・カニーノ『ゴールドベルク変奏曲』

2014-09-18 07:26:29 | クラシック音楽
グレートピアニストよりブルーノ・カニーノ

10【ブルーノ・カニーノ 1993】
・J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV.988
 録音時期:1993年1月17日
 録音場所:ルガーノ、スイス・イタリア語放送オーディトリアム

ブルーノ・カニーノ!
グールドのえぐる様な鋭い演奏を聴くには
精神力が足りない時には
この演奏は大変お勧めですね!

聴く人の心を裏切らない演奏を徹底して聞かせてくれます
早すぎないし
遅すぎないし

おや?
なんて感じる所はほとんど無いし

ずっと聞き流すのにはもってこいの素晴らしい演奏だと思います
必要以上に自分を押し付けないので
アンビエントな音楽として部屋を飾るにしてももってこいですね

これはいい演奏を見つけたと思います!

グールドがいなければ
ブルーノ・カニーノが今の所一番です

まだ聴いたばかりですが
もっと深く聴き込むと楽しいかも

Kakishima
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グレートピアニストよりゲザ・アンダ

2014-09-17 07:25:14 | クラシック音楽
アンダ・ゲーザ

(Anda Géza [ˈɒndɒ ˌge̝ːzɒ], 1921年11月19日 ブダペスト - 1976年6月14日)は、ハンガリー出身のピアニスト。全盛期においては、美しい音と自然で滑らかな演奏技巧ゆえに驚異的な演奏家と見なされていた。古典派やロマン派をレパートリーとした。【Wikipedia】

【ゲザ・アンダ 1965】
・ショパン:12のエチュード op.25
・シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 op.6
・シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664, Op.120
 録音時期:1965年9月16日
 録音場所:アスコーナ、Pallesta delle Scuole


モーツァルト集に入っていたコンチェルトで随分感動させられて今度は
グレートピアニストでのショパンのエチュードを流し聴きしてると
いろいろ訴えてくるしテクニックにはゆとりが感じられるし意外と音色も多いし
今まで気がつかなかったメロディーなんかも聞かせてくれるし
55歳で亡くなられたのは勿体無い

それより
ほとんど知らなかったピアニストですが
こうやって出会えるのは幸せこの上無い

ダヴィッド同盟舞曲集もリヒテルのを聴いた時より好きになっていますが

このゲザ・アンダの演奏も
音色が雰囲気を作ってくれていますし
大変素晴らしい演奏だと思います

聴き流しても
しっかり心の中に食い込む憎らしい演奏ですね
とにかく音色が多いのはなかなか見当たらない素晴らしいピアニストだと思います

Kakishima

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【60 CD COLLECTION】アルトゥール・ルービンシュタイン『4大ソナタ』

2014-09-16 07:27:36 | 日記
Living Stereo 60 CD Collection Box Importより

ベートーヴェン:4大ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」「告別」/ルービンシュタイン

一曲目は月光ですが
全く隙の無い力の抜け切った
達人のいきに達した演奏です
これ以上何を望む?

わずか3楽章にホロヴィッツの様な遊びが欲しいかも!

続いて告別

悟りを開いたかの様な絶妙なテンポで
嫌味の全く無い語り口で1楽章と2楽章と過ぎて行く
2楽章から3楽章へ自然と流れ込むのもなんの抵抗も無い

あまりにも自然なので
つまらないと言い出す輩が居ても
しょうがないと思えてしまうほど
当然の演奏を問題なく再現してると考えられる

続いて悲愴

必要以上に悲しまないし
粘らないのであっさりした1楽章に

もしかして
トリルと言うか装飾音をロマン派風に扱っている様な気がするが
前打音もロマンは風?

ベートーヴェン前期の曲では珍しい解釈か?
単に私の勘違いか?
ベートーヴェンの曲としては強弱の扱いが
それ程はっきりしていないのも気になるところかもしれません

続いて熱情

ドロドロ熱い熱情ではなく
悟り切った熱情なので
先日のゼルキンほど勝手に走っていきませんが
他の三曲より熱い演奏を聴かせてくれます

聴き比べで
ウラディミール・ホロヴィッツのベートーヴェン3大ソナタを聴いてみると
何の事は無い
私が求める音楽がこの中に全てある
熱情では随分調律が狂って汚い音になるのだが
ベートーヴェンの熱い情熱が全て表現されている様な気がします
ホロヴィッツはロマン派だけでなく
ベートーヴェンもしっかりものにしている様です
懐が深いと言うか
私が知らなさすぎなのでしょう!

続いて
ラザール・ベルマンのライブを聴いてみると
熱い演奏をしてくれて居ます
一曲目は月光ですが
1楽章目から響いて居ます
この演奏を聴いて先ほどのウラディミール・ホロヴィッツの熱情で調律が持たない理由は
納得させられるかもしれません

このラザール・ベルマンはBOXです
先日リストを聴いてすぐに見つけて注文したやつです

熱情も入っていて1楽章目から熱い演奏です
この演奏聴いて何かを感じたのは間違いないと思います

スッゲかっこええ!

アルトゥール・ルービンシュタインが求めている音楽とは随分違い
誠に人間臭い派手に強弱のある
真似したくなる演奏ですね!

やはりこの演奏
聴いていたレコードと同じかどうかわかりませんが
似た様な路線目指して練習していた様な記憶があります
私はラザール・ベルマンの熱情は好きです
このライブ版はかなり演奏も荒いですが
前聴いたのはどうだったんだろうか?

同じCDにショパンのエチュードが入っているのだが
ポリーニの完璧な演奏に引けを取らない
なんと言うか楽しげな弾き切れたと言うか吹っ切れた演奏が
聴いていて楽しいですね!

Kakishima
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