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クラウディオ・アラウ ベートーヴェン ピアノソナタ全集

2014-07-05 07:49:20 | クラシック音楽


クラウディオ・アラウ

・第6番ヘ長調 Op.10-2
・第7番ニ長調 Op.10-3
・第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
・第9番ホ長調 Op.14-1

アラウの演奏には時折装飾音かに特徴があったりしますが
ベートーヴェンの初期のソナタどれ聴いても立派な作品として
聞くことができるということに気がつかされました

わたしが高校の頃弾いていたのは立派なベートーヴェンの作品であったことに
もう少し感謝すべきだと思いました。

6番
毅然とした1楽章
単純にカッコええ曲
これもベートーヴェンが怖いものなど無いのでしょう
明るい未来に突き進んでる感じが喜びに満ち溢れてる感じがします

2楽章
単調ですがフレーズは前向きに聞こえてきます
喜びを何処かに隠していて
悩んでるふりしているのかも

3楽章
隠しきれない喜びが吹き出してきています

7番
この曲を立派なと言うまでもなく
1番の曲から十分演奏曲として耐えられる曲になってるとおもいます
駆け上がるフレーズは若かりしベートーヴェンの
意気揚々とした気持ちが表現されてるようです。

2楽章は大好きな曲です
これだけ深い世界に入り込める

3楽章
闇から出てきて
丘でのんびり景色を楽しんでいるかのように
楽しい仲間も現れる

4楽章
その丘から飛び出し
新しい世界に踏み込む感じ
ただし迷わないように最新の注意を払うかのごとく

8番悲愴
名曲ですね

1楽章の上昇するフレーズを滑り気味に弾くのは
何か意図があるのでしょうか?
それ以外は堂々としたベートーヴェンの曲です

同じようなフレーズで
左手で駆け上る時も多少滑り気味なのは
何か意図してるのでしょうか?


9番
全体的におおらかな曲ですが
しっかり言いたいことは発言できてる曲

2楽章も
問いに対する答えがしっかりしている

ベートーヴェンの初期の作品を何気に練習曲のような扱いで見ていた自分が
恥ずかしくなるというか
昔から歌うのは好きでしたが
ベートーヴェンの初期の作品がこれほどいいのなら
もっともっとピアノで歌っておくべきだったと反省しきりです

アラウの演奏はだいすきです



Kakishima

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