クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

身体障害者の本音色々1

2011-07-12 10:08:37 | ふと感じること
2006年7月に交通事故でC3・C4の脊椎損傷に
事故前とは大きく生活が変わってしまいます

■事故後自分の状況を冷静に分析できるのにはしばらくかかります

まず考えるのは
「わたしはどうしたんだろう?」

時間だけが流れて
「早く復活せねば」

そんなとき
世間の常識では(こりゃあかん!)という常識があるらしく
来る人ほとんどが諦めの眼差しでわたしを憐れみの眼差しで眺めていく人が
ほとんどになっていきます


■まず私の回りからネガティブ思考の人を排除することから始めます

たとえそれが身内であろうが例外はありませんでした
身内でも面会断ってしまうわがままな私でした

それ以来復活することしか頭にありません


■事故直後からでも自分のことは自分で解決を

他人に迷惑をかけたくないという気持ちが
健康なときより強く芽生えるようです

たかだか四肢麻痺になった自分のために
回りに迷惑をかけたくないと強く思うようになります

だが
自分でできることなどほとんどありません
生きていること事態が回りに迷惑なのではないかと思うようになります

実際
生きていて世の中の役に立つことなどなにもない自分
世の中の役に立とうと思うこと事態おこがましい?

もし
わたしが生かされたとしたならなんのためなんだろう?

そんなことで悩む日々が続くようになります

■他のことに煩わされることなくリハビリに集中したいのだが

日本の医療制度が邪魔してくれます
その医療制度を間違えて解釈している病院の先生・しったかぶり看護師が現れ
施設では本当に知性の低い職員やばか施設長等が現れます
ばかな頭のしたに集まる介護士はもっとばかな集まりになり

四肢麻痺のわたしは狂暴な宇宙人に囲まれている負傷した地球人の気持ちになります


■今の日本では障害者になってしまうとそのまま死んでしまえという政策です

せめて
これから回復しようという障害者の邪魔だけはしてほしくありません
自分のことは自分で考えますから邪魔しないでください

■そんな障害者の自分は自分のことでは純粋にわがままになります

対向ぐらいできんのか?
移乗ぐらい正しくできんのか
洋服ぐらいきっちり着せてもらえんの買い
食べ物は綺麗に食べさせてくれよ
不味いものはいらない
少しでいいから普通の食べ物が食いたい

全て自分でできる人にはこれらの単純な要望の重要性が見えないようです

控えめにお願いしてると
ほとんど無視されますが

自分で出来ない簡単なことに対する要望は
わがままに見えるでしょうが聞いてあげることが
障害者と付き合うことだと思います

障害者が口にする要望は
たくさんある要望やお願いの中から吟味されたことだけが口から発せられます
100ある要望の99は普通に我慢しています

なので
口から出たわがままは聞いてあげてください
他は我慢してますから



yozame
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