世界ボクシング評議会(WBC)のダブルタイトルマッチ12回戦が昨晩、東京国際フォーラムで行われた!
バンタム級はチャンピオンの山中慎介(帝拳)が同級4位のビック・ダルチニャン(オーストラリア)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。
山中の戦績は16勝(11KO)2分け。
ダルチニャンは世界主要団体での3階級制覇に失敗し、37勝(27KO)5敗1分け。
スーパーフェザー級は、チャンピオンの粟生隆寛(帝拳)が同級1位のターサク・ゴーキャットジム(タイ)に3-0の判定で快勝し、3度目の防衛に成功した。
戦績は粟生が23勝(10KO)2敗1分け、ターサクが46勝(31KO)4敗1分け。
日本のジムに所属する男子の現役世界王者は8人で変わらない。
昨夜はテレビ観戦でしたが、両帝拳ジム王者コンビは判定勝ちながら、見事なタイトル防衛でした。
WBCはオープンスコアシステムで、4Rごとに採点を公開する。
山中、粟生共に4Rまではイーブンの採点であった。
両選手の対戦相手は両者共に”超”強打者であった!
相手の強打にひるむ事なく、自分のペースを守り両者とも中差の判定をものにした!
本当に見事な戦いぶりであった!
これぞボクシング!
両者のこれからの”世界デビュー”を期待します!