私の毎日の秘かな楽しみ。
それは毎晩深夜に録画したNHK、朝の連ドラ「カーネーション」を観る事です。
昨日の放映では舞台が昭和40年代後半から一気に昭和60年まで進んだー!
主役の糸子も72歳のお婆さんになったので、尾野真千子さんから夏木マリさんに代わりました。
その省略された12年間の間に糸子の同年代以上の仲間が皆、天国に旅立ってしまったのには驚きました。
舞台は1985年(昭和60年)、ドラマの中では”小原3姉妹”が、それぞれ超一流のデザイナー、洋服会社経営者に成長しました。
1985年(昭和60年)は私にとって、今までの人生の中で一番”熱い”年だったと思います。
当時21歳でした。
上京して4年目、プロボクサーになって3年目。
着実に”夢の階段”を登っておりました。毎日が熱く、楽しく充実しておりました。
プロボクサーとしてはこの年で健康的な理由により、リタイヤとなってしまいました。
当時の私は「銀座プランタン」でアルバイトをしていました。
配膳会からの派遣でしたが、結構良い時給で、そこそこ稼いでいました。
当時はバブル期に入るちょっと前の時代。
これから「カーネーション」でもその時代の洋服業界の事をやると思いますが、一番ファッション業界が伸びた時期ではなかったでしょうかー!?
DCブランドの最盛期! 私は銀座プランタンでバイトをしていたのでハウスマヌカン(死語)の友人も多く出来、やたら”お洒落”に目覚めた時期です。
結局、私はその翌年「BEAMS」に就職致しました。
そんな事を考えながら、今日の昼休みに、渋谷税務署へ行った後、天気も良かったので原宿~表参道を散歩してみました。
私が平成元年まで3年間働いていた、「BEAMS原宿店」
昔のセントラルアパートの後は、来月オープンの「東急プラザ表参道原宿」に変わり。
同潤会アパートのあとは「表参道ヒルズ」にー。
原宿、表参道もどんどん変わって行きます!
表参道のケヤキ並木通りのお店も、以前は古着屋やカフェが多かったのに、今は通りの殆どがブランドメーカーのショップで埋め尽くされている!
裏原宿のお店も目まぐるしく変わっています。
昔、よく行っていたバー「ペニーレーン」も、メキシコ料理「デ・ル・アミーゴ」も無くなっていた!
唯一、昔お金を少しずつ貯めてはビンテージもののジーンズを買いに行っていた、「バナナボート」だけは昔のままありました!
お洒落な若者で賑わう表参道の街。
今日の服装はpatagoniaのフリース、Levi’s501、シューズはnew balance1300。
頑固一徹、’80ファッションに拘る、オッサンの私は少し浮いていました!