「医道の日本」誌によると2010年度の鍼灸師養成施設(専門学校等)は新規開設校が5校(定員158名)増え、定員枠が5882名となったという。
※晴眼者のみの数
ここ数年、鍼灸・柔整の新設校が非常に増えていたが、今年は新設校は0の様で、上記の新規開設校が5校は既存の大学、専門学校に鍼灸科を新設した様である。
しかし、定員枠5882名分は昨年2009年の6091名に比べ179名も減っているという!
2009年がピークの様である。
上記は専門学校「鍼灸科」のみの数であり「鍼灸マッサージ科」の定員974名を加えると、6856名の枠となる!
定員6856名に対して、今年は何名の生徒が集まるのか!?
私が鍼灸学校を受験した頃はまだ、狭き門とされていて(少なくともそう聞いていた)私は「鍼灸学校受験予備校」に半年間通いました!
ちなみに鍼灸学校定員数は11年前の1999年は1738名でした! 11年で3.94倍の6856名にー!
ちょっと異常ですね!? 世の中ではそんなに”鍼灸師”を必要としているのか!?
資格を取っても仕事がない!?
2月28日(日)は鍼灸の国家試験日でしたが、一年前の2009年の鍼灸国家試験は、鍼灸師の受験者5337名に対して合格者は4194名! 合格率78.6%でした。 ※鍼師・灸師の合格者数の平均数
2009年度の合格者は大体3年前の2006年4月の入学者という事になる。
2006年度の定員は約6300名分位?
新卒者だけが国家試験を受けた訳ではないが、定員枠6300名分位?→3年後に学校を卒業して、実際に国家資格を取得した者の数は4194名という事になる。