代々木公園ヘルスケア鍼灸院blog

渋谷区・富ヶ谷。代々木公園近くの鍼灸院が綴る日々のこと。

鍼灸師になった訳 ③ ~理想と現実の違いとバブル崩壊!~

2009-06-13 17:02:05 | 日記


新たな“夢”を抱いてスポーツクラブに入社したものの、現実は理想の様にはいきませんでした。当然、トレーナーとしての現場での運動指導を希望したものの、私に与えられたのは「カスタマーサービス主任」という肩書きの元、フロント業務、メンバー管理、法人営業などのマネージメント業務でした。しかし、Oさんの主宰するトライアスロンスクールの補助、又、大会への出場など、希望する活動は多少認められました。しかし、ここで分かった事は「自分は、とてもじゃないがトップトライアスリートになる実力などないー!」という事でした。

BEAMSに入社した時もそうでしたが、私は当初は明確な目標があっても、“その中”に入ってしまうと、それがいつの間にか“薄れて”しまう癖があった様です。スポーツクラブ内でも当初の「プロトライアスリート」&「スポーツトレーナー」になる目標はいつの間にか消えてしまいました。

W入社後、3年目にして私はクラブ「支配人」という肩書きが付きました。
当時は「スポ-ツが溶け込んだ快適な生活」という事をモットーに、トライアスロンやマラソン大会に出場したり、又、スキー、スキューバダイビングなどのスポーツなども楽しんでいました。
又、クラブ内でも「ボクシング教室」「マラソンクリニック」を立ち上げ、’90 ’91には「ホノルルマラソンツアー」を開催いたしました。



スポーツクラブWには平成元年から平成5年まで勤務いたしました。
一応、支配人という立場です。好きな事をやって充実した日々を過ごしてはいましたが、スポーツクラブの経営状態はけっして良いものではありませんでした。世は“バブル崩壊”の時期です。

スポーツクラブ運営を続けていく事は難しくなり、その後、施設は閉鎖いたしました。