代々木の個別学習塾講師が想う、あれこれ

教育関連のニュースや日々の出来事に塾講師が思うことを綴っていきます。

事故おきて、はじめて気付く危機管理?

2006-08-09 | 教育ニュース

先日市営プールで小学校2年生の女児が亡くなった事故を受け
学校及び公営のプールについて安全性を調査した結果
全国で約1900件も安全性に不備があったと文科省が発表しました。

即刻プールの使用中止を通知したようですが、実に多い数字だと驚きました。
しかし、民間のプールや遊園地のプールなどを含めるとどうなのでしょうか・・・

不備の程度がどれほどのものか分かりませんが
いかに杜撰な管理をしていたのか、と驚きを隠すことができません。

プールのハード面やメンテナンスの不備は論外だと思いますが
それ以外にも危険は多くあります。

子供たちが友達同士でふざけ、はしゃぐ姿をよく目にします。
プールサイドを走ったり、禁止されているところが多いと思いますが
無茶な飛込みをしたり、水中でふざけたり、無理な潜水をしたり・・・

やはり、思わぬ事故を防ぐためには、監視員の厳しい目と指導が必要になってくるでしょう。
全て責任を負わせる気はありませんが見ぬ振りをするアルバイト監視員がいることも事実です。
少なくとも、お飾りではない監視員の配置は徹底して欲しいものです。

今回痛ましい事故が起こってしまったためにこのような安全性の不備が
全国で発覚し、反省と改善に向かうようになっていくと思います。
しかし、事件事故が起きてからでは遅いのです。

プールにしろ、学校や公園の遊具にしろ、施設を管理する側の安全対策に
ハード面とソフト面ともに意識を強く持って欲しいと思います。

事件事故をゼロにし、危険を取り除くことは不可能であり、危険があるからといって
子供たちからそれらを奪い、禁止することは、避けたいことだと私は思っています。

しかし、極力それを減らす努力を大人の責任ですべきだと思うのです。
今回の犠牲になった小学2年生女児の死を絶対に無駄にしないように
大人も子供も一緒になって考えていきたいものだと思います。

http://tokkun.net/jump.htm

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