yoyo独り言

日常の思いつくままを、
心の整理場所として・・

ディ・サービス

2007年06月30日 | 仕事の話
"カサブランカ" 2輪、母の前に活けました。
しばらくは 次々と咲いてくれるでしょう。部屋中、柑橘の匂いが漂ってきます。
介護保険のサービス内容の3大柱に {訪問介護、ディ・サービス、ショート・ステイ}が有ります。最近あちこちにデイ・サービスセンターが出来ていると思いませんか? 大小病院、医院、幼稚園、NPO法人、福祉法人、お寺、全くの他事業、などが参入、それぞれ特長をアピールしながら 利用者を募っています。各種の福祉事業を兼ね合わせた大型、家庭的な雰囲気を出している少人数のものまで様々です。"お年寄りの保育所" といった感があります。収支が成り立つ(?)のだからこうして増えているのでしょうね。
老々介護に疲れ 市役所等に相談に行くと "居宅介護支援事業所" を選ぶように云われ ケア・マネージャアさんが訪問、介護度に応じた"ケァ・プラン!が作成されます。 当事者の皆さんはどれほど理解しているのでしょう?
#・・なんだか何人か集まって、おしゃべりしている・・ 時々笑顔で話しかけてくれるが・・ 疲れた~ もう横になりたい・・うん・うん どうでも うん・うん #
ディ・サービスは利用者にも 外出の機会、社会的刺激、リハビリなどの目標を持ち、又介護者にも 半日ほどの休息をとの意味合いも有ります。
デモ、認知症の始まった利用者にとって ディ・サービスはどのように映るのでしょうか?
のんびりとした生活サイクルから ある朝、"今日はディ・サービスに行くよ" と起こされ、バタバタと食事、(食べる時間のない方もいらっしゃいます。)着替え、いつもは一日パジャマで過ごされています。お迎えの車に乗せられ、全く異郷?の場に、周りの景色、時間の過ぎ方 とても不安な時間ではないでしょうか?
送り出す方も 前日から外出の準備、(何度もチェック) 当日は 施設から何か連絡があるといけないからと じっと家で待っていられます。帰宅後の片付けと 平日以上に疲れるようです。
お年寄りにとっては 生活サイクルを替えるという事は 想像以上に大変なことだと思います。出来れば今までの過ごし方でいたい・・と思う気持ちが強いのではないかしら? 早い時期から自覚して 順応される方は少ないと思います。
そんな気持ちを、汲み取りながら それぞれの事情、環境に合わせて ケァ・プランを 立てて欲しいと思っています。