今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

ほんわかの日

2005-06-06 | 記念日
今日(6月6日)は「ほんわかの日」。
1995年(平成7年)に読売テレビが制定。1993年(平成5年)に人気番組「大阪ほんわかテレビ」が放送を開始したことから。ほんわかした空気を大切にし、もう一度家族の姿を見つめ直すことをコンセプトに家族にまつわる問題を取り上げていくという。日付け及び記念日名の制定者は、番組の主役、笑福亭仁鶴氏だそうだ。
本当に、「ほんわか」・・・いいことばだね。戦後、60年が過ぎて出来上がった今の世の中、なんか、とげとげ、ぎすぎすしているって感じしないですか・・・。
時々、一体、豊かさって何なんだろうなんて考え込んでしまう・・。
戦後暫くは、貧しいけれども、家族の絆があり、潤いがあった。しかし、昭和40年代に入って高度経済成長とともに、なにか、物質主義のぎすぎすした世の中になってしまった。毎日、テレビで放映されるのは凶悪な殺人や詐欺・贈収賄といったお金にまつわるいやな話ばかり。どこかの動物園のレッサーパンダが、2足で立ち上がったなどと言ったちょっとユーモラスな話題があるだけで動物園にどっと人が押し寄せる。それだけ、明るいほんわかした話題に飢えているのだろうが・・・。実際、テレビドラマでも、昔のような家族団らんのドラマはなく、何か知らないがテンションの高い大きな声で、わめいているシーンばかりが目に付く。芸能関係の番組なども、昔のように、ゆったりとした気分で観賞できる、落語や漫才、演芸、舞台中継などの番組は殆どなく、バラエティーとかいわれる訳の判らない番組に大勢の人が出てわーわーと大騒ぎしている。一番感じられるのは、兎に角、しゃべり方が、無茶苦茶早口で、しかもテンションの高いしゃべり方をすること。頭のてっぺんから声を出しているというよりわめいているって感じ。聞いていていらいらし、疲れてくる。秒単位で進行するTVなどでは、いかに短時間で多くのことをしゃべるか、又、バラエティーのように芸もないタレントが数だけ大勢出てくると、そのような中では、大声でしゃべるか、度派手なアクションでもしないと自分が目立たないからかも知れないが・・・。今では、民放でほっとできる番組は、動物を主役にしたような番組ぐらいか・・・。ヨン様とかの韓国物ブームも、もう、日本のドラマには、心が癒されるような番組が期待できないからなのかも知れないね・・・。
関西地方では、今、「ちちんぷいぷい」の視聴率が高いのではないだろうか・・・。この番組は、家人が好きなので私も一緒に見ているが、角さんがいいね~。この人は、本当に「ほんわか」としたムードを漂わせている。話題にしていることは、他の番組と大して変らないが、角さんがにこにこしゃべりながら、とつとつと話しているのを見ているとほっとする。回りの出演者も角さんに感化されてか、普段はやかましいどこかのタレントものんびりと話をしている。
「ほんわか」の出発点は、先ず、ゆったり、のんびりと話をすることにあるのではないかな~?。
(画像は、ほんわかテレビトップ)
参考:
大阪ほんわかテレビ
http://www.ytv.co.jp/honwaka/


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良い言葉ですね (きっちん)
2005-06-10 07:52:57
ほんわかの日があるなんて知りませんでした。

是非日本中に広めたいものです。

今のテレビ、おっしゃるように見るだけでも疲れる番組が多すぎます。

大阪のテレビ、東京とは雰囲気が違うのでしょうね?

「ちちんぷいぷい」という番組、見てみたいな。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。