今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

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手帳の日

2009-12-01 | 記念日
今日・12月1日は「手帳の日」だそうである。
日本記念日協会の由緒を見ると、「師走に入り、手帳を活用して1年を振り返り、新しい手帳を準備する時期であることから、ビジネス手帳の元祖能率手帳」を製造販売している株式会社日本能率協会マネジメントセンターが制定した日だそうで、この日には、書店や文具店などの手帳売り場でのキャンペーンなどを行っているようだ。。
能率手帳は、日本能率協会のコンサルタントが使っていた手帳を会員向けに配布したのが起源だそうで、 時間管理(タイムマネジメント)の行える手帳としては、日本最初と言われている。 能率手帳が元となりシステム手帳のBindexが生まれたと言われている。
私も現役時代、仕事上のスケジュール管理のためなど、システム手帳を使っていた。システム手帳に変わる新兵器として電子手帳が1983(昭和58)年、カシオ計算機より発売されると、翌・1984(昭和59)年にはシャープが発売と次々発売された。私など、好奇心旺盛で物好きな人間は、直ぐにそれに反応し、1993(平成5) 年発売された8ビットCPUとモノクロ液晶を使用したシャープの「 ザウルス(Zaurus)」PIシリーズ を購入した。手書き認識が出来るというので買ったのだが、確かに、正確に書けば認識するが、仕事などで、使ってみると特に私のように、下手な字を書くと殆ど認識しない。それでゆっくり書くと会議などのメモ帳としては、使えず、ネットと接続すればメールの受発信にも使えたのだが、そのようなネットとの接続もしていないので、結局は、スケジュール管理と住所録に使用していたようなものである。メモ帳としては、普通の手帳を使用したので、それなら、最初からシステム手帳を使えばよかったのである。結局、電子手帳は使いこなせず高いおもちゃとなってしまった(^0^)。
どこの会社もそうであろうが、私が、現役時代勤めていた会社の総務部門や営業部門に、取引先などから年末の挨拶時にカレンダーと供に多く贈呈されていたのが手帳であり、私は、営業や総務にも顔が利く関係で、責任者に自分の好みの手帳を申し述べ毎年その手帳を貰うようにしていた。会社からは、会社の事業年度(決算期)に合わせたスケジュール表付の会社専用手帳が従業員全員に配布されていたのだが、私には、私の仕事上利用のしやすい大きさや仕様などがあるので、そうさせてもらっていた。しかし、もう、現役を退いた私など、スケジュール表の入った手帳など必要もなく、医者の定期健診日など僅かの予定日は、カレンダーへの書き込みで十分事足りてしまっている。
手帳は、その人の職業柄また好みでいろいろな手帳が使われるだろう。専門的な職業の人が使う手帳としては、会計手帳や、税務手帳が有名であり私も簡単な会計や税務の法規が綴りこまれているのでこれを地擁したことがある。そのほか、記念日や名言・格言、占い手帳まで今では種類は豊富だ。
近年の手帳は、新年からではなく、前年の12月から始まっているものも多くなっているので、12月になったら早々に新しい手帳にかえてしまう人も多いだろう。
私など、現役時代には、よく、松下幸之助の一日一話 (PHP総合研究所編)など、参考にし、自分の行動指針として、また、何かの時のネタに気に入ったものは、手帳にメモって置いたことがある。そんなことを思い出して、今日・12月1日の<松下幸之助一日一話>を見ると、「自分の最善を尽す」があり、”太閤秀吉という人は、ぞうり取りになれば日本一のぞうり取りになったし、炭番になれば最高の能率を上げる炭番になった。そして馬回り役になったら、自分の月給をさいてニンジンを買い、馬にやったという。このため嫁さんが逃げてしまったということだが、そこに秀吉の偉大さがある。馬番になったが「オレはこんな仕事はいやだ」などと言わずに、日本一の馬番になろうと努力した。つまり、いかなる環境にあっても、自分の最善を尽し、一日一日を充実させ、それを積み重ねていく。それが役に立つ人間であり、そのようなことが人を成功に導いていく道だと思うのである。 ”・・・とあった。
これを読んでいると、『人事を尽くして天命を待つ』のことわざを思い出す。
広辞苑によれば、「人間として出来るかぎりのことをして、その上は天命に任せて心を労しない」・・ということであり、これは、南宋初期の中国の儒学者胡寅(こ・いん)の書『読史管見(とくしかんけん)』に出てくることばだそうだ。
由緒については、Yahoo知恵袋に「人事を尽くして天命を待つの由来は何ですか?」の問いに回答が寄せられているのでそれをみられると良い。以下参照。
人事を尽くして天命を待つの由来は何ですか?」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410790124
今、日本は、アメリカのサブプライムローン問題に端を発したリーマン・ショック以降、内需が落ち込み先行き不透明な状況にある。しかし、そうだからと言って、先のことを考えてくよくよしていても仕方がない。悪い結果ばかり考え心配していると心を労する。今はただ、自分のできる最善を尽くしてその先どうなるかの結果は天に任せるしかない。結果をあれこれと考える時間があればその分、今出来ることをやりつくすことだろう。そう考えて、最も自分に必要と思われる名言や諺を、来年の手帳の端々に、記しておいて、座右の銘としてはどうだろう。そして、自分の能力を100%出し切り、自分の良かれと思うことにただひたすらにつつき進む。その上で、上手くゆけば、その時期に感謝し、上手く行かなければ、今はそのような時期ではなかったのだと思って、次に向けて頑張るしかない。
今年・2009(平成21)年1月から、NHK大河ドラマ「天地人」が放映されている。主人公は上杉家の家臣として上杉景勝を生涯支え続けた直江兼続である。以下参考の※:「NHK「天地人」番組ホームページ(放送サイト)」の企画意図にも書かれているように、上杉謙信を師と仰ぎ、兜に「愛」の文字を掲げた兼続は、「利」を求める戦国時代において、「愛」を重んじ、「義」を貫き通した武将であり、弱者を切り捨て、利益追求に邁進する現代社会に通じる問題をテーマーに盛り込みながら、兼続の生涯を描いたとされている。原作は火坂雅志氏の同名小説(NHK出版)である。
タイトル「天地人」の由来は、1698(元禄11)年成立の越後上杉氏の軍記物(史書というより伝承の集大成といったもの)『北越軍談』の中の謙信の言葉(謙信公語類)からきているという。
輝虎(謙信)公曰く。「天の時、地の利に叶い、人の和とも整いたる大将というは、和漢両朝上古(じょうこ)にだも聞こえず。いわんや、末代なお有るべしとも覚えず。もっともこの三事整うにおいては、弓矢も起こるべからず、敵対する者もなし」
つまり、「天の巡り合わせが良く(天の時)、地勢の有利さに恵まれ(地の利)、家臣・領民がよくまとまっている(人の和)、この3つの条件が揃うことが理想だが、そんな人物は日本や中国の歴史どころか神話の時代にも聞いたことがない。もっともこんな3つの条件が揃うようなら、戦も起こらないし、その大将に敵対する人物も現れないだろう」と語っているのだ。
この謙信の言葉には、さらに語源があり、孟子の教え「孟子曰、天時不如地利、地利不如人和・・・(以下略)」(孟子は言う。天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず。・・・)を引用したものと考えられているようだ。
ここでは、必ず天の与えたチャンスがいつかはあったはずだ。それなのに勝てないのならば、その理由は天の時すなわちチャンスをうまく掴んでも、地の利を覆すことはできない。地の利すなわちトータルな客観的状況を充分に利用しても、人の和すなわち人の心の団結力を覆すことはできない。・・・と言っており、結論として、人の上に立つものであろうとそうではない普通のものであろうと、仁義の道に外れた者に勝機はないと言っているようだ。以下参考の※:「孟子を読む」の公孫丑章句下 :一を参照されるとよい。含蓄のある言葉だ。この孟子の言葉を信じて行動した謙信を尊敬していた兼続もその言葉を信じて行動したのであろう。
世間に「他力本願」と言う言葉があるが、これを、“他人を当てにして自分では何もしないことというのは誤用である。この言葉は仏教用語の「他力」と「本願」から来ているが、仏教の「他力」とは仏・菩薩などの働きをいっており、縁起を根本とする仏教の考えからすれば、自己の行為()は全て「他力」とも考えられている。「本願」は仏や菩薩が過去において立てた誓願を指すが、私は仏教の専門家ではないので、詳しいことは説明出来ないので興味のある人は自分で調べられると良い。要するに、自分は自分自身の力で自分になったのではなく、様々な縁に支えられて自分になったということを意味している。
だから「人事を尽くして天命を待つ」と言うよりも、むしろ、「人事をつくすことが天命」である・・・ということを知って行動することが肝要ではないかと思うのだが・・・。「手帳の日」つまらぬことを書いてしまったが、あなたの来年の手帳に何を書き込むか・・・。仕事や、行楽などのスケジュールだけでなく、「自分の最善を尽す」為に、どのように一日一日を充実させ、それを積み重ねていくか・・・そのために、賢人の格言やことわざなどをメモっておいて時々読み返すの良いのでは・・・。
(画像は、2010年版 能率ダイアリーB5に、火坂雅志氏の小説「天地人」などを合成したもの。)
参考:
※:NHK「天地人」番組ホームページ(放送サイト)
<ahref=http://www3.nhk.or.jp/taiga/>http://www3.nhk.or.jp/taiga/
※:孟子を読む
http://suzumoto.s217.xrea.com/website/mencius/mencius.html
能率手帳 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E7%8E%87%E6%89%8B%E5%B8%B3
PHP研究所ホームページ
http://www.php.co.jp/
hi-ho日めくりカレンダー
http://kurashi.hi-ho.ne.jp/cale/index.html
胡寅 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%A1%E5%AF%85
歴史書 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E6%9B%B8
非理法権天 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E7%90%86%E6%B3%95%E6%A8%A9%E5%A4%A9
天-Yahoo!百科事典
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%A4%A9/
リーマン・ショック - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF
天地人 (NHK大河ドラマ) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%9C%B0%E4%BA%BA_(NHK%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
北越軍談 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E8%B6%8A%E8%BB%8D%E8%AB%87
孟子 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%9F%E5%AD%90
故事 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%85%E4%BA%8B
他力本願 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%96%E5%8A%9B%E6%9C%AC%E9%A1%98
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
http://www.jmam.co.jp/company/top.html
日本記念日協会
http://www.kinenbi.gr.jp/index2.html



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