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5月19日放送「最強ドクターが救った命と家族の絆SP」

2006年05月22日 00時22分31秒 | 医療
今日の東京は気持ち良かったですね
夕方遅くまで良い感じで、何だかロシアの夏の夕方を思い出して少しセンチになりました。私の経験では、ヨーロッパの初夏~夏は、午前中曇っていても(朝から晴れてることもありますが)午後遅くから良い感じの快晴になって日没の夜9~10時くらいまで ず~っと気持ち良いのです。

そんな気持ちの良い夕方に私は録画しておいた「最強ドクターが救った命と家族の絆SP」を見ました。
日頃 日本の医療体制について書かせていただくことが多い私ですが、この番組で取材されていた最新医療と、素晴らしい技術力・患者さんへの接し方をされてた医師に感動しました。
特に、乳癌オペ後の乳房再建手術と 手術で改善できる認知症の代表・「特発性正常圧水頭症(iNPH)」。
乳房再建手術は、命と乳房どちらを取るか選択を迫られて命を選んで乳房を無くした結果、命は助かったけど心情的に苦しまれてる人たちにとって、正に救世主です。
人工乳房を作る会社の女性社長と何度かお話したことがありますが、乳癌で乳房を無くした女性の多くの方が鬱病になる話を聞いています。
番組で紹介された乳房を無くした痕の写真を見て・・・乳房再建手術で例え少し傷が見えるとしても、失った膨らみが取り戻せるのなら、意味の深い手術の一つと思いました。
そして「特発性正常圧水頭症(iNPH)」。認知症と診断されて悪化していくだけの親を見るのは切なく、もちろんご本人も切ないですが、既に社会問題になっている認知症がこの手術で改善されるとは!
取材中 手術前に「この先長くないからこのままでいい」と手術を断るお父様に娘の方が泣きながら説得してた姿に、思わず亡き父を思い出して泣いてしまいました。

手術は無事成功、発病前と同じように散歩に一人で出かけられるようになったお父様と、それを見送る娘。
改めて「人を幸せにするのが医療」と思いました。

苦しんでいる人を少しでも幸せにする、幸せに近づける最先端医療は大歓迎です。
そして、それを使いこなす医師の技術力・モラルも大事。
この番組を見て「日本にもこんな素晴らしい医師、医療がある!」と心強い気分になりました。


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