ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

半身のシビレ

2008-06-24 20:37:13 | 自宅介護

 昨日の痙攣発作から約23時間、再び痙攣が現れた父ちゃん。

 今回は全身(四肢)の痙攣とは違い、右半身の硬直としびれという現象が現れました。

 どちらにしても、我が家にとっては一大事

 病院に電話をすると『すぐに連れてこれるかな』と言われました。

 すぐにと言われても、なんとも重いし、半分ガチガチで半分タコなものだから、車まで連れてくるのに一苦労です。

 どうにか車に乗せるころには、硬直も無くなり、青く変色した右手にも血の気が戻ってきています。

 病院に到着すると、なんともケロッとしていて、何事も無かったような顔をしています。

 まったくもう、人騒がせなんだから

 先生のお話だと、多発性脳梗塞の後遺症の場合、右や左、全身、部分・・・と、いろんな場所に痙攣が現れるとの事。昨日の発作が大地震の本震だとすれば、今日のは余震みたいなもの・・・また現れるかも・・・なんだそうです。

 入院して検査しなきゃならないけれど、30床のベッドは32床も入っていて満床を超えてしまったので、当分は無理なのだとか・・・そんなぁ・・・

 当面は、起きた症状や時間をメモっておくように指導を受けて、痙攣しないように筋肉注射をしてもらって帰宅しました。

 家に帰ると父ちゃんってば、こともなげに『なにかあったのか?』だって・・・

 そうなんです・・・発作のときのことは記憶されないんです。

 ただただ本人に痛みや疲れが残るだけ・・・

 ・・・あーぁ

 ・・・今日もすんごーく疲れちゃったぁ

 ・・・仕事がはかどらないよー

 夕方にはディケアの方から電話を頂きました。心配してくださっているようです。ほんとうにありがたいですー。

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 今日のばあちゃん・・・

 1階に誰も居ないのを確認したのか、台所の物色をしています。

 2階から吹き抜け伝いで、丸々聞こえるんですよねぇ・・・

 キッチンの引き出しやら扉を『バタンクタン』と開け閉めしています。

 包丁を持ち出した『前科』があるので、危ないので行ってみました。

 するとそこには・・・

 大きなレジ袋を左腕にかけて、引き出しの中身をその袋に詰め込んでいるばあちゃんが居ました。

 もちろん『没収』です

 中を見て笑っちゃいました。

 使いかけのコンソメ・キューブの小袋(飴玉みたいにひねったやつ)

 洗濯ばさみで閉じた干ししいたけ(お菓子に見えたかな)

 クリップで留めた炒りゴマ(何だと思ったんだろう)

 包丁研ぎ器(食い物じゃないぞ)

 ゆで卵カッター(これも食えない)

 そして、半分残ったカレールーのかたわれ・・・などなど・・・

 お買い物をしている気分だったのか、はたまたただの泥棒さん

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 二人とも、目が離せません。

 いっそのこと、監視カメラでも付けようか

 ・・・貧乏さんには無理な話でした・・・どんと晴れ

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