遼、史上最年少Vへ“8万人力”/国内男子

2010-09-27 02:30:21 | 日記
 記録を狙う! 男子ゴルフの国内メジャー今季第1戦、「日本プロ選手権」(長崎?パサージュ琴海アイランドGC=7060ヤード、パー70)は13日、開幕。12日には、会場となる同コースで昨季賞金王の石川遼(18)=パナソニック=が練習ラウンドを消化。17番で水切りショットを披露するなど余裕で最終調整を終えた。国内メジャー大会最年少優勝記録の更新と、自身初となる2試合連続優勝にチャレンジする。 気持ちの高鳴りと、余裕が、遼クンを陽気に突き動かす。 練習ラウンドの8ホール目、池を越す17番(パー3)でファンに魅せた、沸かせた。ティーショットの後、池の縁にボールを置いて手には5I。バックスピンをかけた球を水面で5度跳ねさせる“水切りショット”を披露し、「ギャラリーがたくさんいればやろうと思っていた」と満足そうな笑顔をみせた。 同ホールは公開練習日の水切りショットが恒例となっている4月の「マスターズ」(オーガスタナショナルGC)の16番をほうふつさせるつくりになっており、思わず遼クンの体もうずいた。 長崎での男子ツアー開催は1974、79年の九州オープン以来3度目で、メジャー大会は初上陸となる。前売りで販売した大会4日間各日共通券は2万冊がすでに完売。最大で8万人のギャラリーが駆けつける計算だ。78回目を迎えた今大会では昨年まで有料としていた指定練習日を初めて無料開放。この日は集まった2119人のうち、約500人が遼クンのラウンドを見守った。 余裕の表れでもある。16番では、ピンまで約100ヤードの位置から3球連続で打ち、すべて1メートル以内に寄せてアプローチが絶好調。18歳7カ月の遼が優勝すれば1928年に浅見緑蔵がマークした20歳3カ月10日を抜き、大会の最年少優勝記録を更新。国内メジャー3大会を通じても年少記録となる。 前試合の中日クラウンズでは最終日に18ホール「58」をたたき出して今季初優勝。世界最少スコアで逆転Vを飾った余韻は残っている。「すべて思った以上にうまくいっている」と自信もみなぎる。 自身初、国内男子ツアーでは08年のプラヤド?マークセン(タイ)以来となる2試合連続優勝も視野に。過去2年は予選落ちした大会で、きっちり借りを返す。【関連記事】? 遼、7番1オン宣言!みなさん後ろで観てね ? 池田、ホストプロ&連覇へ重圧 ? 池田、連覇したら「おしゃれ」 ? 藍、体調不良でプロアマ戦を欠場/米女子 ? ウッズ、お次はコーチ辞任 復活への道険し 引用元:エミルクロニクル(Econline) 総合サイト