1日、1日を大切に生きる水仙の便り

卵管がんの闘病日記
同病の方の励ましになったら幸せです
共に頑張りましょう

入院生活での思い

2012-02-29 12:44:52 | 卵管癌の闘病記

    ロウバイ
2012年2月29日

入院生活
上膳、据膳
何もせずに、テレビを見たりラジオを聞いたり、本を読んだり
疲れると眠ったり、身体を休めたり・・・と
贅沢な個室生活で過ごす生活でしたが、苦そのものでした。

窓の外の町の様子を見ながら、まだ2回目の手術が終わってもいないのに
早く退院したいな~・・・
外界の美味しい空気がいっぱい吸いたいよ~、草木の感触が味わいたいよ~
と思いながら・・・・
でも、ゆっくりと金子みすずの童謡集にゆっくりと触れられ
金子みすずの世界に浸られたことは、心が和み気持ちの落ち着きが得られたことは良かったです。

2月8日に2回目の手術です。
手術の日が近づくにつれて心の動揺が、
手術したくない、逃げ出したい気持ちになる・・・・いい年してと思うのだが・・・
スマイルで脳腫瘍の情報を少々
手術すれば必ず生還できると思っていたが
転移性の腫瘍はそんな簡単なものではなかった。
後遺症は残らないか?・・障害は残らないか?
いろいろ頭の中でやたらと巡る。
あ~あ~と・・・・ため息が日ごとに多く・・・・・

入院中の出来ごと(1月12日~2月21日)

2012-02-27 09:39:40 | 卵管癌の闘病記

幸福の木の花つぼみ

2012年2月27日

1月12日から2月21日での入院期間中で思ったこと。

抗がん剤投与の予定で入院したのですが、
産婦人科部長様、井元主治医先生様、看護師様が
私の行動に対する異変に気づかれ(自分では全然そんな気はなかったのですが)
頭部を調べるということになりました。
CT検査、MRI検査をし血液の塊を発見
早速、血液の塊を取る手術でした。

私としては心の準備もなく頭の中は混乱た状態でしたので頭部の手術は好ましくなかったのですが・・・手術中はかなり痛かったです。

手術後の行いについて・・・私、か・な・りの迷惑をおかけしたようでした。
でも、おむつの中に俳尿をしなければならなかったことに
急に言われてもできず・・・・そのうち冷や汗が・・・・・苦しかったです。
手術は無事終えることが出来ましたが・・・・苦い思い出になりました。

1-5病棟には・・・何と男子の看護師さんがおられました。
男子の看護師さんにお会いするのは初めてでしたので!マークでした。
男子看護師さんは、患者に対する接し方がやさしく、どこからそのような軟らかな言葉がでるのか不思議なくらい言葉かけも安らぎを得るものでした。またまた!マークです
私も随分と助けられました。ありがとうございました。
また、2回目の手術後では教えて頂いたことが今も役に立っています。感謝・感謝です。まだまだ続きますが・・・・・今から夕食の準備で買い物に行ってきます。

転移性脳腫瘍の治療

2012-02-26 14:40:02 | 卵管癌の闘病記
                
                  胡 蝶 蘭
2012年2月25日
何時までも寒い日が続きます。

1月26日
手術で摂った血液は転移性腫瘍がんでした。
卵巣癌から腹部の中に転移することはあるが
脳への転移は、お腹の中でがん細胞が大きくなってから
転移することもあるが、直接転移することは殆どないことでした。

最近の抗がん剤は発達してきたのでがんを抑えられるようになってきたのでお腹の中のがん細胞は抑えられてきているのだとのことでした。
しかし、脳には脳血管関門が存在して抗がん剤をシャットアウトして抗がん剤が脳まで到達できないので・・・・がん細胞は、脳で袋を作り増殖を楽しんでいたみたいです

転移性脳症と分かった時点での今後の治療について早瀬先生からお話がありました。
*前回注入したリザーバーの液を1週間に1回取り除いていくか?
 その場合、脳損傷や長期間脳に遺物を入れておくことになるため感染の危険がある

*手術により、がん細胞と周りの霧状になったものを出来るだけとって、その後放射線 でがん細胞をたたく。

どちらかを選ぶ・・・のですが私としては手術は好まない・・・のでしたが???・・
誰が考えてもがん細胞を取り除くことが当然であったし、手術の出来る個所であったので先生にお任せしました。

手術の日までは、心落ち着かないで過ごしていました。
手術の日、二女が「頑張って」と励ましてくれたのだけれど
今回は、私は、全身麻酔だったので眠りこけていました。
頑張るの先生でした。
脳腫瘍は、正常な脳を傷つけないで全て腫瘍を摘出できないことがおおいそうですが
出来るだけ摘出するとのことで・・・・先生に頑張っていただきました。
ありがとう ございます。感謝です。
手術後、放射線療法を予定していたのですが、今回それもしなくても良かったです。
本当に嬉しいし良かったです。もちろん転移性のがん細胞は散らばっているので月1回の検診は必要でしたが・・・・・

脳転移発覚・・・・思ってもいませんでしたが??

2012-02-25 00:02:43 | 卵管癌の闘病記
                
              よもちゃんと赤ちゃん猫
2012年2月25日
平行線をたどっていたCA125腫瘍マーカーが100~200~400と上昇
抗がん剤が効いていないのか、その都度変更したが上昇・・・・
そして、1000~2000へと簡単に上昇したので驚くと同時に・・・
もう駄目なのでは??腰や腕、首筋が痛く・・・その範囲は日ごとに増して洋服の着脱にも支障をきたし、また、起き上がることもできませんでした。時々頭部も痛くなったのですが・・・
末期症状に・・・旅立つことに覚悟を決めていました。・・・・がです
腕も足も、節々も嘘でしょ~・・・痛かって出来なかったことがスーイ・スイと今まで何だったのかな~と思うくらい普通の生活ができるようになりました。
 
でも、この時点から最大の悲しみと苦しみが・・・私自身はヘナヘナと身体はゆりかごで、揺れに揺れていました。

採取した血液はがん細胞で、卵菅がんの転移だったのです。

ため息はピークで何回も・・・・
そこでがんサポート教室で臨床心理士の寺井先生からお習いしたリラックス呼吸法をしながら心を和らげていました。寺井先生にはまた心の暗い部分を聞いていただきありがとうございました。随分とスッキリしました。


寛解同然で退院できました。今は幸せな気持ちでいっぱいです。

2012-02-24 21:46:31 | 卵管癌の闘病記
       
            10月桜
2014年2月24日

2月21日に殆ど寛解同然で無事退院できました。
これも病院関係者のスタッフの方々とブログの友、がん友さんの励ましで、
もう少し生きたいと言う勇気と希望を得られたことに・・感謝です。ありがとうございました。

1月12日(入院)
1月13日(抗がん剤投与日)
いつもは月1回の抗がん剤投与を通院で行っていたのですが、今回は体も以前のような健康な状態でないので入院して行うことになりました。
投与前の診断の時、主治医先生と看護師さんは私の行動に「おかしい」と異変を感じたみたいです。・・・・足元がフラフラと~~~
よく転び、肩が痛いのと、腰の痛みと、時々たま~に脳が痛いのと・・・・・
産婦人科部長様、主治医先生、看護師様の3人で話し合われ「脳検査を」と言うことになり、早速、CT、とMRIを摂り結果・・・・
何と脳の前頭葉右側に血液がたまり脳を圧迫していました。!!!!・・・
運動能力をつかさどる神経を圧迫し、このまま放置していると血液が徐々に溜まり動く事が出来なくなるとのことでした。

早速血液を除く手術をすることになりました。
「オンマヤ留置術」という手術だそうです。
*頭蓋骨に穴をあけて溜まった血液を吸引して脳の圧を下げ、再度貯留する可能性があるのでリザーバーを注入します。
*溜まるようであれば皮膚を消毒してそこに針を刺して薬を入れるそうです。

局部麻酔での手術だったからでしょうか・・・・
手術中の心の中では悲鳴いを・・・痛~い・痛~い・痛~い

手術終了
 スゴーく痛かったけれどやっと少しだけ生えてきた髪を
 普通は髪を剃ってするそうですが先生は、
 髪は必要な部分だけを切って髪を残して下さいました。
 手術成功、髪も何とか維持されて・・・と~ても嬉しかったです。
 先生ありがとうございました。