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新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 ( 2022年 7月15日現在 )

2022-07-16 21:01:55 | COVID-19 国内状況

この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。


『 都道府県別、感染被害一覧 』

【感染密度】を見る限り、筆頭の沖縄県は過去に経験した事が無い勢いで感染爆発が更に深刻になっており、続いて、島根県と佐賀県でも 保健担当者が全く予想していなかった様な深刻な状況に追い込まれている数値を示しています。そして、その深刻な感染爆発により、島根県では人口あたりの「増加死亡者数」が 全国でも過去に経験した事のない数値を示しており、国から自衛隊などの医療応援が必要と思われる状況です。島根県は 人口が少なく、新規感染者数も日本で最も少なかった事から、一見、感染抑制に成功していると思われますが、実際には “人口あたり” の「新規感染者数」や「死亡者数」で見る必要がある事も示しています。また、熊本県と大分県でも深刻な割合で死亡者が発生しており、沖縄県に続いて重篤な感染地域となった他の九州各県と併せて、今後の推移が心配される事態です。


主要メディアは、常に“ 東京基準 ” で感染被害の報道する為、日本各地の深刻な状況を適切に把握するのを阻害しています。確かに、現在は 過去にに経験した事が無い程に深刻な感染拡大を起こしていますが、その中心地は 沖縄県であり、続いて感染拡大を起こした 九州各県、そして 2週間前から破綻している 島根県であり、それらの地域や県と較べると、関東や東北各県は感染被害は低い状態です。
そんな低い状態の中に居て、正確に被害な地域の状況を把握せず、「自治体からの要請が無い」として具体的な対応を採らず、深刻な感染状況が続く海外の国の水際対策を『青』区分、最も緩いままに留めておく行政に対して疑問を持つべきです。

国は、自体の要請とは関係無く、例えば 沖縄県や島根県で起きている深刻な感染実態を直接調査を行ない、必要となる支援体制を整え、他の都道府県で同様な感染被害が起きない様に、調査結果の開示と対応指針を積極的に示す責任があります。
国民に対して、「現在は 何等か規制を行なう段階ではない ・・」と発言する段階は、一か月前までだと自覚する必要があります。

 

『 都道府県別、人口あたり 治療中患者数、重症者数、死亡者数 』

グラフを見れば、沖縄県が全国で最も深刻な状況が2ヶ月以上続き、それに続いて九州各県と島根県で多くの感染者が発生し続けています。更に、島根県では深刻なレベルで亡くなる人が発生しており、九州各県でも同様な事態に陥る恐れが高い事もグラフが示しています・



『 週間致死率 と 通算致死率 退院率一覧 』

直近の一週間、都道府県別の【週間致死率】(新規感染者数あたりの死亡者数)は以下のグラフになり、本来の致死率とは異なりますが、一週間の期間で区切って確認する事で、おおよその傾向は把握できると思います。


全国的に新規感染者数が一気に増えている一方で、現在のところ、亡くなる人が少なく収まっているので、【週間致死率】は 低く収まっています。

 



出典 : 厚生労働省

#COVID19
#BA5
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日本の新型コロナウイルス 感染者数と治療者数の推移、一週間毎の変化傾向 (2022年 7月15日現在)

2022-07-16 20:45:30 | COVID-19 国内状況

『 新規感染者数と治療者数 』

日本全体での「新規感染者数」の増加ペースは、異常です。今年1月に始まった “オミクロン株” の急拡大と比較できないほど、今回の “第7波” は勢いが強く、一日あたりの「新規感染者数」は 20万人を軽く超える事を想定すべきです。 そして、この “爆発” によって、全ての都道府県では、保健所や医療機関の体制は既に “手一杯” ・飽和状態に入っていると思われる程の深刻さです。 更に、一部の都道府県では、その体制の崩壊によって、死亡する人が一気に増えていると思われる結果が表れており、国民一人ひとり、自身の健康と命を自ら守る行動に入る必要があります。


グラフが示している様に、“第7波” は “第6波” とは比較できない程のペースで感染が拡大している事を示しています。それも、感染が確認された「新規感染者数」の増加ペースよりも、中等症以上など、治療が必要とされる「治療者数」の増加ペースが異常な程に高い事が明らかです。 つまり、過去に経験した事がない程の勢いで、医療従事者と医療機関の負担が一気に増えている事を示しています。報道される様な「新規感染者数」で感染規模を判断するのではなく、「増加治療者数」こそが医療現場での負担レベルを示しており、今後、新たに治療が必要になった場合、仮に病床数が残っていても、適切な治療を受けられない事態に陥る可能性がある、と言える深刻さです。

 

『 重症者数 と 死亡者数 』

今回の “第7波” が、世界各国で感染拡大を起こしていると言われる “BA.5 株” が原因とすれば、世界全体での「死亡者数」が先週から 一気に増加へと転じた事実から、来週以降、一気に増加へと転じると予想されます。また、1月の “第6波” が「死亡者数」と較べて「重症者数」が少ない特徴があった様に、“第7波” (BA.5) も、重症と診断されて治療を受ける事なく、死亡する人が多くなる事も予想されますし、新規感染者数や治療者数が “第6波” を大きく超えれば、更に 対応が出来ずに亡くなる人が増えるのを避けるのは難しくなります。


先週から、世界各国での死亡者数は一気に増加に転じていますが、主要な欧州各国での増加レベルよりも、北米やインド以外、アジアやオセアニアなどの地域での死亡者数が一気に増えています。これは、欧州各国での感染経験者割合が 30%を超えており、フランスでは 50%、つまり 2人に1人は感染経験者の為、仮に感染しても 重症化や死亡するリスクが低くなっている可能性があります。
    
行政は、「日本はワクチン接種率が高い」というイメージの報道を行なっていますが、欧州各国でも日本と同様に高いワクチン接種率です。また、ワクチン接種を世界で最も積極的に進めた イスラエルでさえ、1ヶ月前から、欧州と同様に一気の感染拡大を記録していて、日本では 欧州以上の感染爆発が起きる可能性が高いと理解すべきでしょう。
後手後手の対応が続く行政ですが、“オミクロン株” 亜種「BA5」の情報発信と、世界各国での状況、そして、“デルタ株” の様な 重症者数の増加は無く、死亡者数が一気に増加した原因などを適切に告知すべきと思います。


出典 : 厚生労働省

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企画『 燃費 “も” 良くなる 』を始めます

2022-07-16 16:57:31 | 開催イベントの案内


2022年度・GRAミーティング報告書  で報告している通り、「燃費が向上するような走り方やメンテナンス等々を、話し合ったり紹介する講座を開設するのはどうでしょうか?」という良い提案意見があり、それを採り入れた企画を始めます。


https://gra-npo.org/policy/policy_data/2022_meeting_report.html


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その第一段階として 『 燃費 “も” 良くなる 』企画を始めます。


[ 主題 ]


燃費の問題は、多くの人が頭を悩ましている事ですが、燃費を良くする為には、我慢する事が一番有効な事ではありませんして、それは決して楽しい事ではありません。
大切な事は、オートバイの各部を適切に整備をして、ライダーに合せて適切なセッティングを行なう事です。それによって、オートバイがストレスなく動く様になり、燃費は確実に向上するからです。更に、最適な整備とセッティングによって、オートバイが乗り易くなれば、今まで以上にスムーズなライディングが行なえるので、更に燃費の向上が見込めるのです。
    
燃費向上の実績は、「 新車の整体コース、燃費まで向上!」でもリポートしている通り、新車状態でも、車体各部を “整体” するだけです。 
そして、“整体”は、オートバイを最適な状態に整えて、楽しく、安全なライディングに繋がるのです。


[ 企画イベント ]

『 燃費 “も” 良くなる 』企画は、『 セミナー・イベント 』と『 クリニック・イベント 』で採り入れます。詳細は、後日、改めて案内する予定です。


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イベントリポート【 新車の整体コース、燃費まで向上! 】
https://gra-npo.org/publicity/report/2020/20200227_rep.html


Q&A コーナー【 新車がベストな状態ですか? 】
https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A_new_bike_best/New_bike_best.html



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