教習所の思い出。

この教習所の前を毎日通過してお店に通っております。達磨さんが交通安全に目を光らせて
いますが、七転び八起きの達磨さん、バイクの教習でそんなに転んだら大変ですョ。

ワタクシ、高校時代に日曜ごとに墓石屋でアルバイトをして小金を貯めて、友人と二人で
バイクを共同購入したんですよ、中古ですけど。

車種はカワサキマッハⅢ。これは初速がめったやたら速くてナナハンをしのいでいました。
ただし、その分車体を軽くしているので別名は「走る棺おけ」。

買ってから、ハタ、と気がついた。ワタクシ大型免許を持ってなかった。（ウソです。まぁ
別に免許は必要ないか、ちゃんと運転できるんだし。なんてあのころボクはバカだった。）

それでも、一応取ろうとはしたんですよ。バイク買ったもんで教習所に入所するお金まで
なかった（普通順序が逆なんだけど）から、試験場の近くにあった時間払い制の練習場へ。

ところが、初日にヤンキー二人組と殴り合いの喧嘩になって、嫌気がさして一日で断念。
（言っときますけど、あきらかに非はむこうにあったんですョ）

結局、しばらくは無免許で乗り回していたけど、別に原付でも不自由はないから、マッハⅢ
は売っぱらいましたケドね。

車はまさかそういうワケにもいきませんから、今度は喫茶店でコツコツバイトして
（親からも少し援助してもらいましたケド）高校生にしてメデタク免許取得。

その免許をとったのがこの教習所です。あの当時の教官がボソッと言ったっけ。

「ウチな、京都の教習所で卒業生の事故率が一番高いねん・・・・。」
（今はどうだか知りませんョ。）

今、思い出したけど、昔知り合いがこんなこと言い出したナ。

「自動車教習所か運転免許所の前でウドン屋始めたろかなと思てんねん。それで店の名前が」

「麺亭（免停）・・・。どや？」

どや、って言われてもなぁ・・。今んところ試験所や教習所の近くでそんな名前のウドン屋
は見かけないから諦めたようだけど・・・。