秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

「鍋」と「麺」の日々・・・・。

2012年01月11日 07時34分22秒 | グルメなのか?

 年末年始にかけての昼食は麺類、そして夜は鍋、のパターンがずぅ~~と続いて
います。昼の麺はまぁ、年末年始に限らないんですけどね。

でも、これだけ鍋ばかり食べ続けているってのも珍しいやね。一口に鍋といっても「河豚」
「カニ」(これは我が家の場合ごくマレですけど、「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」(あ、これも少な
いか。)「寄せ鍋」「ちゃんこ」、「キムチ」などなど・・・・。

たまに「ぶりしゃぶ」なんてのもまたヨシ、ですナ。やはり年を重ねると主役は肉より魚介類
に代わっていくのはいたしかたない。タレもサッパリ系のポン酢がヨロシイようで。

先日、旅番組である料理旅館の「ぶりしゃぶ」を紹介していましたけど、一切れが照り焼きに
するほどの大きさでした。ん~アレはちょっとなぁ。ぶりに自信があるからできるんだろうけど。


 

去年のTV番組で、いかに関西人がポン酢を愛しているか?という内容で「ポン酢にソース
の代わりはできても、ソースにポン酢の代わりはできない!!」という名言がありました。

ワタクシ、久々にハタ、と膝をうって大納得したもんです。ま、それはともかく・・。

確かに、バリエーションも豊富で、野菜類もバランス良く摂取できるもんで、我が家の夕食
で鍋が多くなったってのもあります。

でも、ウチに限っていえば、ここ2年ほど、夕食を自分の部屋でとる機会がほとんどなかった
んですよね。(夜に営業していましたからね)

だから、ゆっくり食卓の前に座って食事できることが、これほど心楽しいものであったのか?
と毎夜感動しているシダイであります。ササヤカなシアワセでありますが)

ところで、昼食は麺類がほとんど、って言いましたけど、実をいえば、朝食も麺食化してます、
ウチの場合。これは相方がスーパーで購入した「富美家」の「しのだうどん」。

  

京都ではすこし大きめのスーパーなどには必ず販売コーナーが常設されている「富美家」です
が、私たちはめったに購入することはありません。

他のウドンに比べて若干高い、ってのもありますが、出汁がやや甘め(といってもほんの少しで
すけどね)。でも相方はたまに、このウドンが食べたくなるようですナ。

で、この「しのだうどん」ですが、さすがに富美家です。お揚げは小ぶりなのが二枚ついている
んですが、肉厚で、噛むとジュンワリと上品な出汁が口内にひろがります。

「キツネウドン」を「しのだうどん」と呼ぶのは信太の森の「葛の葉 狐」に因む、ってことですが、
信太の森は泉州です。大阪では「しのだ」より「ケツネ」のほうがとおっている気がするんですけど。

なぜか、名古屋方面で「しのだ」と呼ばれる場合が多いのはナゼなんでしょうネ。京都でもあまり
「しのだ」と表記されたメニューを目にする機会は少ないと思います。

油揚げが一枚の場合は「きつね」で、二枚のせたのを「しのだ」として分けている店もあるそうです。

ま、美味しけりゃどっちでもいいんですけどネ。

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