秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

湯立神楽・城南宮。

2011年01月21日 10時17分25秒 | 京都非観光迷所案内
昨日は常連客のT社長のお父さんのお葬式でした。相方と二人して
参列させていただいたので、お昼の営業は臨時休業させていただきました。

夕方まで時間があいたので、城南宮の「湯立神楽」へ出かけてきました。

城南宮で有名な行事といえば「曲水の宴」。この神楽はそれほど知られて
おりません。城南宮自体、観光客がさほど多い神社ではないんですけどね。

場所は名神南インターを降りてすぐの場所にあるんですけど、どちらか
といえば観光神社というより、厄除けで近辺の人が訪れる神社です。

かくゆう私も初詣はこの神社に十年ほど通っておりました。理由は母親
が初詣はここって、決めてたから。そのまたワケは姑がそうしていたから。

この「湯立神楽」のことは最近まで知りませんでした。たまたま手にした
京都催事のパンフで知ったけど時間的に無理だから諦めていたんですよね。

湯立てに使用される釜は江戸時代末期に鋳造されたものだそうです。↑

若い巫女さんの神楽舞の後、「お局様」みたいな巫女さんが釜に酒や米を
注ぎ、いよいよ笹を煮えたぎる釜の中へ。
 

 
空中へシズクを散布?した後、参拝客にも振り掛けられます。このシズクがかかる
と無病息災が約束されるワケですナ。
        
シズクが届かなかった人も大丈夫。福笹が販売されていますから。「恵比寿神社」の
福笹は3000円(オプション無しで)だったけど、こちらは800円。

恵比寿さんは商売繁盛の神さんですからねぇ。ところで葬式の後、神社に参拝して良
かったっけ?まぁ、神仏分離令なんて明治政府が勝手に決めたもんだしヨシとしとこう。