秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

紅葉の長岡天満宮。

2010年11月28日 23時26分09秒 | 京都非観光迷所案内
この天神さんを迷所なんていうと長岡京市民からお叱りをうけそうですが、マァ他府県から
の観光客はさほど多くはないと思えますからご容赦ください。(ダレにことわってんダ?)

長岡の紅葉の名所といえば、近年、光明寺が穴場的スポットとして紹介されるようになった
けど、マスコミが取り上げた時点でもう穴場ではないですから。

私の中学時代はホントに静かで風情があったんですけどね。そんな俗化された寺など、私の
迷所案内では取り上げない!と、いうのはウソ。何年か前に紹介させてもらってます。

で、この天満宮、紅葉というより、ツツジが有名なんです。池のぐるりに咲く霧島ツツジは
一見の価値はあります。

この石段を下りた右手に、昔、茶屋というか食堂があったんです。バァさんが二人ほどで
切り盛りしてたと思うんですけど、ここの焼きソバがピリ辛で美味かったなぁ・・・。
 
その店のすぐ近所に仲の良い友人が住むアパートがありました。住居の前には洗い場のよう
な溝があって、天神池(正確には八条池)の水を落としていたんですよね。

大雨が降ると水位をキープするため大量の水が流れ込んできます。時々鯉や鰻が流れてきて
、それを獲っては煮て食ってましたね、彼とそのオヤジは。

長岡京市民多しといえども、この池の魚類を食ってた人間はほとんどいないでしょう・・。

あのころは通行できたけど、石橋が老朽化したんでしょう、両脇に通路が出来ていました。
 
こんなのも無かったなぁ、あの当時。貸しボート屋があったり、こっそり釣りをする人が
いたり、身近な娯楽施設的な池だったけど、今は完全に鑑賞的施設に変わったようです。
     
この「錦水亭」はドラマなどによく登場しますね。一度だけ食事をしたことがあります。
 
眼鏡をかけた神主さんの銅像ってのも珍しいやね。代々天満宮に関わる「中小路家」のお一人です。
 
そうか、七五三なんだ。懐かしいぞって、七五三のお祝いなんてしてもらってなかったナ、ワタクシ。
 

グランドでペタングに興じる人たち。噂には聞いてたけど「ナマペタング」は初めて見たぞ。
 
このグランドの辺り、昔は雑木林に囲まれた空き地でした。よく東映などの撮影場所に使用
されていましたね。水戸黄門の撮影を見た記憶があります。(何代目かは忘れたけど)

その空き地を利用して夏は盆踊りが開催されていたけど、今はどうなんでしょうね。

一応秋ですから、紅葉もアップしておかねば。長岡京の観光課は紅葉名所三点セットで紹介
してますけど、まぁ、それも仕方ないか。
 
相変わらず観光の役に立たないキャプションばかりでスンマヘン。ちゃんとしたガイドは↓
http://www.nagaokatenmangu.or.jp/

それから、真面目な京都案内をお求めの方はコチラ↓。なんせ紅葉シーズンもあとわずかですからネ。
http:www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/