秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

蜘蛛の理不尽。

2010年06月25日 08時10分46秒 | Weblog
湯船に浸かってボンヤリヒゲをあたっていて、室内灯の辺りに目をやると体長5ミリほどの
蜘蛛が巣を張っていました。(ワタクシ、風呂は基本的に朝にはいります。)

「アレ?おかしいぞ。電灯の周りに巣を張っていたら餌がどんどん飛び込んで来るって俺の
DNAが教えているけど、さっぱり餌がつかまらんのはドウシテ?」

そりゃ、無理だってば。田舎の隙間だらけの風呂場ならともかく、ウチはユニットなんだからね。

それでもそいつはセッセと網をつむいだり、「そうか、体を縮めてじっと待てばええんか」
と、手足?をすくめてみたり・・・。

なんとなくおかしくて、可愛く思えてきましたネ。

体を洗い終えて、体の水分をふき取った後、そっと手の平に乗せてベランダから外へ出して
やりました。

(別にワシが地獄に落ちても糸はたらさなくてもいいからナ)

相方に見つかったら、大変だったぞ、なにしろ蜘蛛は大の苦手だし、大騒ぎしてシャワーで
流されていたところだわ。(蜘蛛が大好きって女性は少ないと思うけど)

子供のころ、「夜の蜘蛛は縁起が悪いから殺してもよいけど、朝の蜘蛛は縁起が良いから
殺しちゃダメ」なんていわれたもんですけど、蜘蛛からすりゃ理不尽な話ですナ。

同じ固体が同じ場所に巣を張っているだけなんですから。