秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

思い出が沈むワンド。

2009年05月10日 10時06分43秒 | Weblog
八条大橋から見た嵐山方面の風景です。

西側に小さなワンドがあって、子供の頃よく釣りにきたもんです。
(ワンドは川の入り江で水のよどんだ部分。)

釣りだけじゃなくて、「もんどり」を仕掛けておくと小鮒やタナゴが収穫できました。

「もんどり」、というのは透明なプラスチック容器の片方が魚の出入り口になって
いて、容器の中に糠等の集魚剤を入れて、水中に仕掛けておいて引き上げる仕組みになっています。

くびれた部分に紐を括り、容器に水を入れて投げ込んだりするのですが、同級生の
「コーチン」に貸してやったら、紐を持たずに投げ込みやがった・・・。

当然回収不能。責任を感じた「コーチン」は裸になってワンドに飛び込んだけど、
発見できませんでした。

あのワンドには私と「コーチン」の思い出の「もんどり」が沈んでおります・・。