秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

今日は引き篭もりです。

2006年11月23日 20時34分11秒 | Weblog

本日は勤労感謝の日、(いったい誰の勤労に感謝するんだろう?)と
いうコトで、久々に引き篭もっています。

普段、見るコトの少ないTV見てたら、さすが紅葉シーズン、秋の
京都を紹介する番組が結構ありましたね。

混雑にイラつく事も無いし、テレビで鑑賞するのが一番いいかも?

バスや列車の中吊広告(最近不況のせいか、企業広告は少なくなり
ましたな。)に、「日本に京都があってよかった」というコピー
がありましたけど、「日本に着物があってよかった」という
日がくればいいんだけどなぁ。

写真は広沢の池、遠景です。

ステキな通勤路

2006年11月23日 09時12分56秒 | Weblog
近頃では外催事や、自宅で仕事する事が多くなり、毎日通う
ことは無くなりましたが、時々アトリエに向かうため使用する道があります。

以前の工房も西にあり、あの頃は一年中通っていたもんです。

金閣寺から大覚寺、嵐山に抜ける裏道で、ワタシタチは観光道路、
とヨンでいますが、正式な名称は知りません。

うちからだと、距離的には少しだけ遠回りになりますが、
信号が少ない分、時間的には変わりません。(気分的にはずっとイイし。)

以前の工房に居た、北方面に住む職人さん達も皆、この道を使用してたな。

特に、「広沢の池」周辺は365日、毎日通っても見飽きることはなかったです。

春は桜(この道中、桜守で有名な植木屋さんの所有する土地もあり、
多種類の桜が一度に観ることもできます。)夏の夕暮れ時も良し。

秋は池に映る紅葉が美しく、観月の会を催される日もあります。

冬は池の水を一度抜いて、池で育てた鯉などの淡水魚が、そこで
取引され、冬の風物詩となってます。

辺りには土産物屋も無く、いたって静かなトコです。
(観光シーズンは多少車は多いですが、駐車場も無いので、通過する
車がほとんどですから、渋滞はすることも滅多にありません。)

ここまで書き込んでフト気づいたけど、何か、普通の観光案内に
なってますな。でもイイか、迷所案内じゃないんだし。

近くには何軒かの民宿もあって、結構穴場ですよ。
以前、お客さんに紹介してあげたら、トテモ喜んでいただきました。

ただし、付近はな~んにも無いです。(コンビニはもちろん、食事する店も。)

でも、少し早起きして朝靄漂う池の周辺を散歩すれば、平安貴族の
気分にひたれるかも知れません。(この辺り、別邸も何軒かあったようで、
恐らく、風景はその頃と変わりないんじゃないかな。)

池の周辺に撮影所のロケバスもよく停まっています。

時代劇に登場する池端のシーンはたいがい、この池の東西で撮影
されたものです。

因みに川の渡し場は「嵯峨美」前の河原がほとんどですね。

運のいい人は撮影現場を見学できるかも?
でもジャニーズ系はあまり時代劇には登場しませんから、楽しくないか・・。

この前は西側の観音様のある、出島で撮影してはりました。

「ヨーイ、スタートッ。・・・・ハイ、カァット!!」久しぶりに
聞いたけど、あの緊迫感、いいもんだ・・・。

行きかたは車以外はJR京都駅から市バス「山越え行き」に乗車、
約30分(あくまで通常時)で山越え下車。徒歩5分です。

足に自信のある人はここから嵐山まで、歩かれてもいいです。
(約小一時間位かな、バスもあったと思いますが。)

池の周囲1.3キロ、近くの人達には最高の散歩道です。

写真はこの前撮ったモノですが、カメラマンの向こうに着物姿
の女優さんがいますが、誰かは分りません。(急いでたし、チラッと
立ち寄ったもので・・。)

その先、茅葺の民家がイイ感じだと思いません?