秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

清荒神。(きよしこうじん)

2013年04月12日 09時02分40秒 | 京都非観光迷所案内

 このカテゴリーは目的地を定めて散策することは少なくて
たまたまその場所を通りがかって写真撮影、あとでリサーチ、
ようするに行き当たりばったりの迷走ブログであります。

で、ありますからカメラに収めたまま、後日UPのパターンが
多いのです。ところがあまりに日が経ち過ぎると、アレ、ここ
どこだっけ?なんてコトがママあります。

この清荒神の場合、寺名を思い出せない、のではなくて、以前
紹介した気がしていたけど、念のため写真に収めておきました。
  

ちょと時間ができたので、ざっと迷所案内をチェックしたところ、まだ紹介して
なかった・・・。多分訪ねたことはあるけど、名所と迷所の間、グレーゾーン
で迷ったあげく撮影を思いとどまったんだと思います、多分。

 

 
頭が怖い・・・。


そうとう大きな炭が拾えます。

「荒神橋」とか「荒神口」を思い浮かべる人が多いと思います。(私もですが)

学生運動華やかなりしころ、「荒神橋事件」ってのがあったそうですが、私はまったく
記憶にございません。そりゃそうだ、まだ生まれてなかったもんな。

ああ、やっとカメラのデーターがちょいとすっきりしたぞ・・・・。

 


 


口丹波散策・その3.「出雲大神宮」

2013年04月11日 07時48分25秒 | 旅ゆけば

 出雲大社、といえば島根県。私も2度出雲には足を踏み入れ
ました。(でも仕事で行ったもんで、大社には詣でていない・・。)

9号線を丹後方面に向かって車を走らせていると、「出雲大神宮
の看板を目の端で捉えた方も大勢いらっしゃると思います。

私も何度か目にして、「ほ~、さすが日本の神さんの総元締めで
すな、こんな遠い場所にも案内板が建ってるし。」

ホント、物知らず、というのは怖い・・。(確かに9号線を真っ直ぐ行け
ば、鳥取県に入るし、その先は島根県だけど)

しかし、あえて自己弁護させていただきますと、京都の人間にとって
亀岡は近くて遠い街(市)なのであります。(もしくは通過地点)

しかも社寺仏閣は京都市内に余るほどあるから、隣県の神社まで
気がまわらない。

さすがにこの年になると、出雲大神宮と出雲大社の違いは分かり
ますけど、わざわざこの目で確かめにいくほど酔狂ではありません。

が、今回口丹波散策の機会を得、晴れて大神宮とご対面が叶い
ました。(なんだか結婚式のスピーチみたいでんナ)

  

前回の磨崖仏はたどり着くまで大変苦労したけど、コチラは案内板もしっかり
建ってますから、目を瞑っていても大丈夫。なワケはない。目は開いて運転。

建立のいきさつや、出雲族との関わりについては述べられた資料はぎょうさん
あると思います。で、ありますから、ここは写真と己の感想をば・・・・。

   

由緒正しい大社ですから、神聖さと神々しさはもちろん、ヒシ、と感じます。
が、私はそれ以上にアニミズム的な神秘性をビンビン感じました。

  

  

  

 

いわば、宗教の先祖帰り・・・。まだ仏教も渡来していないはるか昔、湧き出る泉や岩石に
知らず知らず手を合わせて伏し拝んでしまう・・・・。てな感じですか。

遠くから山を拝するのは「遥拝型」、 山に分け入り拝するのを「登拝型」とよぶそうです。
この聖地は当初は遥拝型で、時代が下るにしたがい登拝型に変化したのかも知れません。
あ、いつものごとく、なんの確証もありませんから・・・・・。

  

 

  


山、自体がご神体、カムナビですから、途中からは足を踏み込む
ことが許されません。

亀岡にはまだ散策したいところが何箇所かあるんですけど、なんせ
「山ひとつあなた」(あまり遠くでも近所でもない)ですからねぇ・・・・。 

       

 


口丹波散策・その2 「二十一尊磨崖仏」

2013年04月10日 09時12分20秒 | 旅ゆけば

 いきなり口丹波、なんていわれても京都人でも戸惑いますわナ。

口丹波とは亀岡、園部、船井郡地方をさす地名です。丹波の入り口
ってことですかな。丹波口、という地名もありますが、これは京都市内。

市内の丹波口は今はJRの駅で知られていますが、平安京のころは別
の場所にあったそうです。この話しだすと「京の七口」の説明からしなくては
なりません。今回は関係ないから、また後日。(多分忘れてしまうと思うけど)

相方の一番の目的であった筍購入も済ませて、お次は私の仕事と、社寺
散策ですが、仕事の話は今は置いておきます。

今回散策したかったのは、一つ目が「嶺松寺」の「二十一尊磨崖仏」です。
磨崖仏←「まがいぶつ」と読みます。ワタクシは「マガイモノ」、つまらん!

南北朝時代に彫られたものと推測されているそうですが、確かな時代は不明。
説明版には昭和3○←(消されています)と書かれていますが、もしかしたら昭和
35年の水害かも知れません。八木では8名が死亡しています。


その水害の祭、裏山にあった磨崖仏が10メートルほどずり下がって、この場所に鎮座
されたそうです。それまでは秘仏されていたとか。(私の読んだ文献では昭和48年発見
となっています)

   

今でも近辺には、この磨崖仏に関する表示看板は一切見当たりません。やはり
秘仏に近い存在なのでしょうね。

  

こんな結界のような注連縄も張られています。
      

9号線を千代川から西へ、府道を右折、なんですけど、この府道が
細くて見落としてしまった。チラッと寺が見てたけど、新しく建て直され
ていたので、南北朝時代のイメージと結びつかなかった・・・。

 
というか、曲がり角にこんな看板があったもんで、コレに気を取られてしまった。↑



この風景は磨崖仏が彫られた時代からあまり変化していない気もします。

 

 

 

 


口丹波散策。

2013年04月09日 18時07分32秒 | 旅ゆけば

 ときどき相方の思考回路がどうなっているのか考え込んでしまう私・・。

一昨日、スーパーで「山椒の葉」をワンパック購入した彼女が突然、

「筍、煮るべし!丹波マーケスの朝市に買いにいきましょう!」
なんてコト口走るのでありました。

いや、その~、別にスーパーでも出回ってるんですけど、筍・・・・・。

しかし、こうなっては彼女にはナニか降りて?きてますから、逆らえません。
私の仕事に関する調査と、行ってみたかった社寺散策を兼ねて出発。

朝食は途中でとることにして、とりあえず7時過ぎに部屋をあとにしました。

時間もあることだし、縦貫道は利用せず、地道で丹波方面を目指したんです
が、やはりこの時間帯は交通量がやや多いもんで、停滞気味です。

亀岡を過ぎたあたりで、「遅い!このままだと朝市じゃなくて昼市になる!
縦貫道に乗りなさい!」と相方からのご指示がございました。
(なんせ朝食抜いてますから、怒りが沸点に到達する前に素直に進路変更)

無事、マーケスに到着したのが、8時過ぎでした。平日ですから、そんなに
賑わいはしないだろう、と思ってたけど、やはり想像通りでした。
  

でも朝掘りの筍はちゃんと販売されていましたから、OKです。彼女が手にした筍の価格
は一本千円・・・。ちょっと高いんでないかい?隣に二本で五百円のもあるけど・・・。

と、思ったけど、口には出しません。確かに値の安いのはスーパーでも販売してますし。

支払いのときレジのオバサンに聞いたら、まだ今年は早いので、少し割高なのだとか。
(確かに帰り道に洛西の販売所を覘いたけど、ほとんど出ていませんでした。)

まだ時間が早いもんだから、近所で食事する店も見当たらないし、京都方面に向けて
ハンドルをきります。で、たどり着いたのが亀岡の道の駅「新光悦村」。

  
                             超ビッグサイズの椎茸↑(200円)

さぁ、やっと朝食。私は卵かけご飯セットです。味噌汁と佃煮をつけないと300円ですが、
これは500円。
  
米は園部のコシヒカリ(新米)、卵は美山の地飼い鶏卵。美味です。

  
この上に乗っけている茸のワサビ煮が、ヒジョーに食欲をそそります。

  
相方は特製うどんセット。600円。実は相方は蕎麦で注文したけど、お店の
ミスでうどんできちゃいました。すいません、お取替えします、って言われた
けど、お腹もすいてることだし、じゃぁ、それでいいです、ってコトにしたんです。

結果オーライでしたね。このうどん、中太ですが、口当たりは柔らかいのに、
コシはしっかりしています。太くてコシの強いのは私たちはちょいと苦手です。

相方も「コレ、美味しいやん、買ってかえろ。」・・・もしかして間違えたのは確信犯?


なぜか、丹波黒豆パンも一緒に購入。 「あかん、道の駅寄るたびに買い物
してたら、破産してしまう・・・」と彼女は申しておりました。

ところで、丹波黒豆で思いだしたんですけどね。以前、丹波ICの近くの
ドライブインに二人して立ち寄ったことがありました。

そこに「丹波黒豆コロッケ」なるモノが販売されていたんですけどね。なんでも
物珍しい食物を見つけると、とりあえず口にしてみるイヤシンボの二人・・・。

二人でイッケ購入して半分ずつ食べてみました。「ほぉ~、コレが丹波の黒豆
の味ですか・・」 「そういえば、何となくコクがあるみたいやなぁ・・・・・」

と、二人して頬張りつつ、感想を述べあってたら、

「すいませ~ん!間違えました、ソレ、普通のコロッケのほうでした~!」
と店員はおっしゃいましたね。

顔見合わせて大笑い。だから、ワタクシの食べ物に関するブログは信用
しないほうが良いですよ、ここだけの話・・・・・。

茹で上がりました。「あとは煮るなり、焼くなり好きにして」状態。半分以上
は相方の実家へおすそ分けしたけど、二人で食べるにはまだ多いぞ。
  

 

 

 

 

 


また来てる?坦々麺ブーム。

2013年04月07日 08時36分22秒 | グルメなのか?

 数年前に坦々麺のお店がイッキに増殖した時期がありました。

カラマニヨンで、麺喰いの私も市内の専門店をアチコチ探索して
いました。今でも時々足を運んでいますけど。

味覚には個人差があるから、ここが一番、と宣言はできませんが、
上終町の「駱駝」、二条の「大鵬」がワタクシの好みであります。

西大路七条に「カレー坦々麺」の店があるんですが、まだ未踏。
そのうち、出かけてみるつもりです。(潰れる心配もなさそうだし)

袋入りインスタント麺でも新発売されているようですが、今回は
コレ。またまた有名店(私は知らないけど)とのコラボ商品です。
 

「シビレと辛さ」が特徴の味わい、とプリントされていますが、
ハタシテ、その実態は?

実はパッケージを見た瞬間、これは期待しないほうが良いかも?
いや。偏見で言ってるんじゃないですよ。

  

で、結果を申しあげますと、これはワタクシ的にはアリ、でした。
悶絶するほどの辛味ではないけど(私は、ですョ)、一般的にはケッコウ
辛味ポイントは高いと思えます。(辛味スパイスはもちろん使用)

久しぶりに坦々麺で発汗いたしました。ただ辛いだけじゃなくて、あとを
ひく美味さでした。

 


太陽カレー。

2013年04月06日 07時23分33秒 | グルメなのか?

 このカレー屋さん、3月15日に紹介させてもらった「神来」のお向かいです。

前回も気にはなったのですが、四条通りを横断するのが面倒だったもんで、
ラーメンにしたんですけどね。(それはそれで正解でしたが)
  

ちょっとポップなノレンと、390円の価格に目をひかれたのであります。

      

相方はプレーンの小盛り390円を注文。(小の場合、サラダが付いてます)
 

私はプレーン+トッピングでポークカツ(100円)をオーダー。これで490円。

トーゼン激辛。

口当たりはかなり甘口ですが、あとからジンワリ辛味がやってきます。まるで京女。
こんなこと言うとお叱りをうけますナ。でも閲覧数は少ないから炎上の心配はナイ。

夜はワイン&洒落たオツマミの店として利用できるようです。
 

ウエイターのお兄さんがちょっとミュージシャン系のイケメンでしたね。
一杯飲んだあとの〆がカレーってのもアリかも知れませんナ。

 


オノレの勘を信ぜよ。

2013年04月05日 07時30分52秒 | グルメなのか?

 Kさん、って知り合いがいるんですけどね。かつてはバリバリの営業マン
で朝から晩まで京都市内を飛び回っていたそうです。

夜は夜でソチコチ飲み歩き(結局それがアダになったのですが)、昼メシも
美味い、と聞いたら即、足を運んで自らの舌で確認、というアクティブ人間。

相方と三人で飲んでたとき、「○○駅の近所に△△っていう中華料理屋がある
けど、知ってる?」と聞かれたんですけどね。

現住所の近くで、相方の実家の近所でもあり、私が高校時代を過ごした場所
なんですけど。にも関わらず、二人して顔を見合わせて目は???マークに。

そう言われたら、あったような気もするけど、確たる自信はナイ。

「オレ、あの店のラーメン、けっこう好きやったなぁ、美味かったョ」 

と言われたのが3年ほど前・・。以来店の前を車で通過するたび、「あ、あの
店やね。営業はしているみたいやけど・・・・・。」

しかし、車を停めるスペースが無いから、また今度の機会に。近所だしいつ
でも行けるから・・・。とかなんとか言いながらウヤムヤになっていました。

     

いや、ホントの理由はそうじゃない。なぁんとなく二人とも一歩踏み込む気
がしなかったのであります。

しかし、先日とうとう意を決して(そんなに気負い込むコトもないけど)、チャレンジ。

ラーメンの提灯が下がってないと、つい見逃してしまうような奥ゆかしい?店構え
です。中華料理店というより喫茶店のような造りにみえますが。

     

入店は12時少し前。やはり店内も喫茶店風に見えなくも無い。店内には女性
従業員(多分オーナーの奥さんでしょうね)が一人っきり。

年齢は70手前くらいですか。なんだかお客が入ってきたのが信じられない、って
な表情された気もするけど・・。

とりあえず、私は「お決まり」(ラーメン&焼き飯・700円)、相方はラーメン500円
を注文。(ラーメン大が50円アップだけ、ってのは良心的ですナ)

焼き飯用のスプーン。なんとなく投げやりなナプキンの巻き方に見えんでもない。
  

焼き飯。別に悪くは無いゾ。(特別良くもないけど。中華屋の焼き飯というより家庭的
焼き飯、って感じです)
  

ラーメン。何となく懐かしい。業務用中華スープの味、そうだ、昔、大衆食堂で
食べたような味。
 
500円でこのチャーシューの量はいいんじゃねいですか?昔の大衆食堂
の中華そば、扇型ソーセージが一枚きりって店もあったりました・・。

12時20分ころまで居たけど、私たちの後はダレも入ってこなかったなぁ。(たま
たまだと思いますけど。夜の営業がメインかも知れないし)

長いことこの場所で営業されている、ということは固定客に支えられているの
かも知れません。(私たちみたいな一見が批評するなどおこがましい)

しかし、一つだけ言えることは「食に関してはオノレの直感を信じるベシ!」
ということでしょうか・・・・・・・。

 


東寺の桜。

2013年04月03日 17時48分14秒 | Weblog

 私たちにとって東寺、といえば弘法さん。毎月21日の縁日以外にあまり縁がないお寺なんですけどね。
生まれてからずっと五重塔を目の端でとらえつつ生きてきたから、縁が無いってことはないんですけど。
 

あらためてお参りするこがめったにない、と言ったほうが正確ですか。

まして花見=東寺の図式はまず浮かび上がってこない。なんせ国をお守りしてくれているお寺で
浮かれて花見など恐れ多い・・・。しかし、静かに桜をメデルぶんには空海さんもお許しになるでしょう。

ってことで相方と自転車で東寺へ出かけてきやした。弘法市のときは人と出店でごったがえすから、
境内の広さの感覚がよく分からないのです。フラットの状態だと広く感じる、はずなんですけどね。
  

確かに広いことは広いのですが、昔はもっと開放感があったと思うんです。相方イワク、「体が大きくなったから、
そう感じるんとちがう?」  いやいや、幼少の頃ならともかく、身長が縮むことはあっても、巨大化するわけナイ。

 

原因は講堂、金色堂などを囲む鉄柵でした。別に有料でもかまわないけど、あの無粋な鉄柵はなんと
かならないもんでしょうかね。

いや、ウチは観光寺院じゃないから、保安のためにも必要なんです、っていわれるかも知れないけど、
なんだかなぁ・・・。 ま、別にいいけど。

 

 
↑ライトアップ用。今は夜間特別ライトアップ中ですが、これは一年中、五重塔を照らしている設備です。(多分)

 

 

  

↑親亀の上に子亀を乗せてぇ~♪                ↑鴨とカメ

  
↑梅茶(金箔入り)を接待で頂きました。販促のためだったと思うけど、ゴメン、また次回ってことで・・。

 
ここまでデカイと・・・・。
 
                                                ↑
国宝 西院御影堂。司馬遼太郎氏が京都を訪ねた折は、この御影堂を必ずといってよいほど待ち合わせ場所
に指定されたそうです。(と、案内板に書かれていました。) 

今日は途中からパラパラ小雨も降ってきて肌寒い桜鑑賞となりました。(しかも自転車だし)飲めや歌えの花見
も楽しいけど、こんな桜鑑賞もたまにはエエもんです。
            

 


 


ぺヤング・激辛!やきそば。

2013年03月29日 09時14分09秒 | グルメなのか?

 少し前の昼ころ、ボンヤリとTV観てたら、深夜番組の再放送で、
コレを取り上げていたんです。最初のほうを見逃していたから、
断言できませんが、入手困難な商品と紹介していた気がします。

生産量が少ないのか、販売ルートが多くないのか?その辺も聞き
逃していたんですけどね。

日清製品で育った?関西人にはぺヤング自体、さほど馴染みが
ないってのもあるかも知れません。(最近はそうでもないけど)

そこで先日、相方とスーパーにいったとき、インスタント食品の
コーナーを探索したけど、やはり見当たりませんでした。

 

イオンだから、かなりの品揃えはあるんですけどネ。ぺヤングも
大盛りなどは陳列されていたけど、入手困難はホントだったんだ。

と、感心しながら帰宅、買い忘れの品があったので、近所のコンビニ
へ寄ったら、なんとコレが山積されているじゃないですか!

やはり大手スーパーに対してコンビニは対処が早いというか、小回り
が効くというか・・。幸せの青い鳥は、すぐ近所にいたのね・・・・・。

当然、イッケ購入。しかしナゼか封を切らずじまいでした。別に理由
はなかったんですけど・・・。

ところが先日、出張中の相方からメールが。「横浜のドンキで二割引き
で買ったもんね、ほいで食ったもんね。マジ、辛いぞ、ちょっと残した・・」

相方も辛味に対してはかなり免疫のあるほうなんですけど、ほぅ~、そんな
に辛いのなら、一つ試してみますか?

TVでは関ジャニのメンバー(すんません、名前知らないもんで)は辛さに
むせていたけど、マツコDXさんは「コレ、美味い!辛さはぜんぜんOK」
とおっしゃってましたが・・・・・。

この年で一つ賢くなったこと。具材のキャベツは麺の下にセットすると、湯きり
のときにフタにくっ付かない。ナルほど・・・・。
 

で、いよいよ試食。ソースの色はそんなに濃くないですナ。一口目を啜って
噛み噛み。(カラマニヨンはこのような場合、強く啜ってはいけない、という
経験から得た知恵があります。)

ん~、コレはきますね。リーの30倍ほどではないけど、後口にもかなり辛さ
が残ります。でも美味いな、けっこう。ビールがススム君だわ、こりゃ。

発汗の良い人ならかなり汗だくになるでしょう。でも私の場合、「おたすけ
マヨネーズ」は不要です。(顔のデカイ人間は辛味に強いのかも?)

 

 とはいえ、辛味としてはこれぐらいがリミットでしょう。これ以上は危険、
といか味自体が分からなくなる恐れがありますネ。

こんなワタクシ好みの焼きそばを開発してくれたメーカーに敬意を賞して
社史をちょっと拝見。気になる商品を挙げてみました。

1985年に発売された「ラーメンライス」 「ラーメンチャーハン」87年には
「餃子ラーメン」・・・・。(どれも今では販売されていないと思うけど・・)

やはり、この「まるか食品」はチャレンジャーだったんだ・・・。今、販売されて
いたら、ちょっと食べてみたい、ことはナイな、やっぱり・・・・・・・・・。


柏原散策。

2013年03月28日 11時49分00秒 | 旅ゆけば

 相方の仕事が兵庫県の氷上ってトコでありまして。最終日、たまさかワタクシ、
体が空いていたもんで、「なんだったら、迎えにいきまひょか?」ってな話になりました。

「しんどかったらエエよ~」と相方はのたまいましたが、ここ数ヶ月、ほとんど京都を
離れることが無かったワタクシ、気分転換をかねてハンドルを握ることと、なりやした。

と、いっても高速を利用すれば1時間ちょっとの距離なんですけどね。しかし私の場合
時間があるときはなるべく地道を走りたい人間であります。

そこで9号線から亀岡へ、そこからは「デカンショ街道」を経て176号線を北上、「柏原」
に到着。催事会場のある近辺は典型的郊外型都市(というか村に近いか)で、コレと
いって興味をそそるモノがなかったので、手前の「柏原」を催事終了の5時過ぎまで
ブラブラ歩き。

ところで、「柏原」の読み方ですが、一般的には「かっしわばら・よっしえでぇ~す」(こりゃ
また古い話であいすいません)の「かしわばら」だと思うんですけど、実は違います。
(もしくは「かしわら」)

「かいばら」、と読むんですわ。どうしてこんな読み方をするのかは、分かりません。興味
があまりナイから調べる気もない。


これがJR福知山線「柏原駅」。なんとなく「道の駅」風ですナ。いや、もともと鉄道の駅があって
「道の駅」は後からできたんだから本末転倒か。(日本語の使用方法、間違ってたら先に謝っと
きます)

いつものごとく、いきあたりばったりで決めたもんで、下調べもなんもなし。こんなときは、まず
駅中の観光案内所で情報収集。

で、待合室に足を踏み込んだ・・・。「案内所」、アリマヘン・・・・・・・・・・・。

慌てない慌てない。別に土産物買うために訪れたんじゃないし。こんなときは近辺を見回して、
マップを見つけりゃいいんです。

「観光マップ」ありましぇん・・・。置いてあるのは「有馬」や「城之崎」のチラシばかり。

そこで最後の手段、窓口の駅員さんに「あの~、この辺りの観光地図ってないですか?」
と尋ねたら一瞬怪訝な顔をされたけど、引き出しをアチコチ開けて、やっと一枚の地図を
手渡してくれました。もしかして最後の一枚かも?

その貴重な地図を手にまずは駅近辺を見渡してみます。
 
ダレも憩ってない。↑
 
おっ、ちゃんと観光案内の看板もあるではないですか。しかし旧式のポストまでスポットに
してしまうとは・・・。ま、珍しいっちゃ珍しいけど。↓
         

一応城下町(いや、失礼)なんだそうで、まずは町並み拝見。
  

  
  
これは近年作られたモニュメントですが、もとのモデルはコチラ↓
  

織田信長の次男信雄の子孫が柏原藩の藩主ですが、この「太鼓やぐら」はそれ以前の前任地
であった宇陀時代の墨書銘も確認されているそうです。

織田家廟所や柏原藩陣屋跡、新井(にい)神社なども散策したかったけど、この日は精力的に
観光する気もなかったので、とりあえず近場で間に合わせときます。


これはチョッチ感動モンでした。「木の根橋」といって樹齢1000年の大けやきの根が橋の
ように川を渡っています。丹波攻めの折、明智光秀がこの辺りに本陣を構えたとか。

 
その近所の観光案内所。当然閉ってます、観光客なんて一人も見かけなかったもんね。

ここからすぐの八幡神社がちょいと気になったもんで、足をそちらに向けます。ちょうど小中学校
の下校時間でありました。すれ違う子供たちがみんな「こんにちわ~」、と声かけてくれます。 

ん~!いいではないか、別に観光客なんて来なくっても!「お買い物マップ」(後で豆腐店で
入手)に記載されている店が数件消滅していたって、それがどうした。
 

八幡神社なんて別に珍しくもないや、てな理由があったのかどうかは知らないけど、この社は
マップではとりあげあげていません。
    
この石段を見て、ちょいと怯みましたけど・・。丘の高さからしてコレはほんの序の口
であろうことは間違いナイ。

ま、ここまで来たからにゃ、なりゆきじょう仕方ないやね。途中の山門で一休み。
  

 

 

    
やはり、社は一人静かに参拝するもんだ、と再確認。常日頃、神殿に向かって
手を合わすこともないヤカラが、なぁにがパワースポットで力を貰うダ。

おっと、いけません、ヒネクレ爺にまた変身しちまうトコでした。(もう手遅れかも)





   
だ、そうです

   

サテ、ボチボチ相方の催事も終わるころだけでど、もう一箇所どうしても
観ておきたい場所があります。

それが「おさんの森」。近松や浄瑠璃に興味のないヒトなら、「ナニ、お産の森?
産婆(これも死語ですナ)が住んでいる森のこと?」なんて思ってしまうかも。

ここで話をすると長くなってしまうから今回は簡単に済ませますけど、京の大経師
の妻「おさん」と手代の茂兵衛の不倫疑惑を主題にしたお話です。

      

 

「おさんの森遺跡」には真新しい鳥居も建ってますけど、ワタクシ的には、このような鬱蒼とした藪の
ほうが「道ゆき」の花道にふさわしい気もするんですけどね。
     

おまけ。
  

  
なんだか伏見人形と相通ずるものを感じます。丹波地方は土師師の暮した土地ですから、その
辺りに共通点が見出せるかも知れません。

なんてまたいい加減なコト言ってますけど、いいんです、個人的ブログですから・・・・・。