サバラン

何年ぶりだろうか？

先日、スーパー銭湯で貧血を起こし倒れて、打撲と擦り傷で血だらけになり、当分は銭湯には行かないことにした。

好きだった風呂も行かなくなったので、不二家に行った。

半分ふてくされた行動だけど、思えば不二家に行くのは2年ぶりぐらいだと思う。

前回と同じように、サバランと、ホットコーヒーをオーダーした。

本を読みながら、楽しいひと時を過ごしたつもりだったけど、

久々に食べるサバランは甘すぎた。

炭水化物を絶食して、甘いものも遠のいていたせいだろう。

このケーキに入っている砂糖はなん百グラムなんだと思うぐらいに甘くて、

一口食べて胸焼けしてしまった。

砂糖ゼロのケーキに自分で砂糖を振りかけて食える店あればいいのにな。

うんざりした音楽活動。

amazonなどから配信している俺の歌、2か月経ったけど、1度としてダウンロードされていなかった。

お母さんが頑張っておいしいご飯を作っても、「食べたくない」「いらない」と、言われたらおいしいもまずいも伝わらない。

人に話をしても、「聞きたくない」と言われたら、その人に意思は届かない。

音楽だって、どんなに良い歌作っても、聴かないなら、まったく届かない。

そんな屈辱だらけの人生を俺は40年間送ってきた今、とうとうそれにうんざりしてしまった。

聞きたい人にだけ話せばいいし、食べたい人だけが食べればいいし、聴きたい人が聴けばいいんだ。

しかし、99パーセントが食わず嫌いという時代だ。

無理強いしても反発されて余計に遠のくだけだ。

たとえ誰一人聴く人がいなくても、それはそれでyou tube にアップしておけばいつか誰かが聴くかもしれない。

それが俺にできる精いっぱいの自己主張だ。

音楽なんてろくでもない。