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ジンギスカン 攻略本を買ったので彼の歴史をまとめてみました。

2018-11-25 23:02:04 | ゲーム全般
まあなんかハードオフじゃありませんが別の中古本屋さんでジンギスカンの攻略本を入手、まあ500円とソフトより高いのですが購入しました。まあ実際に読むとジンギスカンさんの幼少期なんこついて漫画にて掲載されてました。冒頭にはシブサワ・コウ氏により解説があり12世紀は世界が熱い、日本は源平、アジアは諸国が勃興を繰り返しヨーロッパは十字軍の遠征などで疲弊、そこに彗星の如く現れたのがジンギスカンとか、まあだからジンギスカンを主人公にしたようです。それでなんかもう自画自賛の如くジンギスカンは信長三國志を抜く最高のゲームらしいです。そんな割には最近全くリリースされてませんのですが多分このジンギスカンってオルドがあるため検定やらに引っかかってしまうのでしょうね。







まあそんな攻略本にはジンギスカンの生涯について漫画調にして触れられているのですがジンギスカンの生涯をちょっと振り返ります。あまりよく知り得ないのですがここいらで勉強がてら学んでみましょう。まあジンギスカンですがチンギス・ハーンだったりチンギス・カンだったりと呼び方は様々ありますがここではジンギスカンとします。 


ジンギスカン 1162年~1227年


モンゴル統一を成し遂げた後、中国・中央アジア・イラン・東ヨーロッパなどを次々に制圧するという偉業を成し遂げた人物です。彼は最終的に当時の世界人口の半数以上を統治する国を建国します。人類史上最大規模の世界帝国であるモンゴル帝国の基盤を築き上げた歴史上の英傑の一人です。その目的のために多数の子孫を残し現在では彼の子孫がアジア圏などで多数確認できるとのことです。


生立ち


ジンギスカンの出生はモンゴル部であり遊牧民の子供でした。幼少期はテムジンと呼ばれていました。テムジンの父イェスゲイ・バアトルもまたモンゴルの由緒ある部族の出のようです。カブル・カンという名のある部族の孫である父の子テムジン、父が戦いの最中に母が産気づいて産まれるという生まれながらにして戦いと関係の深い形で人生が始まりました。1162年の出生年は諸説あるみたいでして誕生した年月日もよくわかっていないようです。そんなジンギスカンの人生を年表形式にしてみました。


【幼少期・青年期】

1162 生誕 イェスゲイ・バアトルを父に誕生する。

1171 9歳  結婚 ボルテと結婚する。

1172 10歳 父急死 タイチウト氏の幕営に抑留

1173 11歳 危機脱出 幕営を脱する。

1191 29歳 夫人略奪 メルキト部族の襲撃により夫人が略奪される。

1192 30歳 夫人奪還 ボルテを奪還する。





テムジンは遊牧民なのでこれといった土地があるか不明です。近隣のタチイトウ氏やらメルキト部族やらがいて戦々恐々とする中、戦いに明け暮れる父イェスゲイの背中を見て育ちます。そんなテムジンの幼年期から青年期は苦渋の日々が多かったのかもしれません。若干10歳で父親が死んでしまいタチイトウ氏の幕営にいた時は生きた心地がしなかったかも、テムジンの命は危機にさらされます。タイチトウ氏の幕営を脱した後はイェスゲイについてきた者たちが離れていき苦汁の日々、そんな苦渋に満ちた日々でも持ち前のカリスマ性で不遇な状況を打破していきました。不遇な中で妻が略奪されるなど辛酸を舐めるかの日々が続きテムジンは変わっていきます。いつしかテムジンは幼少期の穏やかな感じから野心に満ち溢れる狼になりモンゴル統一を目指すようになります。


【モンゴル統一期】

1193 31歳 勢力拡大 急速に勢力を拡大するがジャムカ一族との仲が悪くなる。

ジャムカ テムジンの幼少期から仲の良い友達で妻ボルテ奪還にも一役買った人物ですがこの年に仲が冷え込んでしまいます。1201年にジャムカはテムジンに敗れ死亡しました。

1195 33歳 トグリルとの連携

ケレイト部族で内紛、トグリルが王位を追われる。テムジンが同盟を結びトグリルは王位に復権

中国・金に背いたタタル部族を討つ。これによりテムジンは金から「百人長」の称号を与えられる。
 
1197 35歳 メルキト遠征

1199 37歳 ナイマン討伐 高原西部のアルタイ山脈のナイマンを討伐。

1200 38歳 快進撃 タイチウト氏とジャジラト氏のジャムカ撃破。大興安嶺方面のタタル部族撃破。

1201 39歳 統一躍進 東方の諸部族を服属させる。

1202 40歳 覇権確立 各地の大同盟がケレイトに猛攻、苦戦の末にこれを破り高原中央部の覇権を確立する。

オン・カンの長男・セングンと仲違いする。

1203 41歳 オン・カン急襲 オン・カンの急襲、オノン川から北に逃れ本隊を急襲して大勝、高原中央部を手中にする。

1205 43歳 宿敵撃破・モンゴル統一 西方のナイマンと北方のメルキト撃破、宿敵ジャムカを捕え処刑する。南方のオングトも服属し高原の全遊牧民はモンゴル部の支配下となる。

1206 44歳 モンゴル統一 大ハーンに即位してモンゴルを統一する。即位してジンギスカン(チンギス・ハン)となる。


このモンゴル統一時代はテムジンの大躍進時代でした。かつて自身を危機に陥れたタチイトウ氏を撃破、そして幼少期から仲が良かったジャムカを打ち破ったりと暗い部分もありますがアラフォーになりかつて妻をさらったメルキトを撃破するなど30~44にかけてテムジンは過去のしがらみを振り切って行った時代だったようです。戦いに明け暮れる日々の中で最大の危機、ケレイトへの猛攻に耐えかつて連携したトグリルの首領のオン・カンをも撃破、苦難を乗り越えてテムジンはモンゴルを統一したのでした。ここにジンギスカンが誕生したのです。


【国外進出期】

VS西夏・天山ウイグル王国

1209 47歳 西夏との講和が成立、天山ウイグル王国を服属させる。

VS金

1212 50歳 金と開戦、万里の長城を超え北中国を荒らす。

1213 51歳 金の多くの領土を征服・併合する。

1214 52歳 金と和約をするが金の首都移転(開封)により再び金を攻撃する。

1215 53歳 金の従来の首都・燕京(現・北京)を陥落させる。

VS西遼・クチュルク

1217 55歳 西遼・クチュルクを征服する。

1218 56歳 西はバルハシ湖(隣接はイスラム王朝、ホラズム・シャー朝)、南はペルシア湾まで勢力を拡大する。

VSホラズム・シャー朝

1220 58歳 ホラズム・シャー朝を征服する。





大ハーンとなったジンギスカンの世界制覇の野望は止まらずまずは西夏・天山ウイグル、金、西遼、ホラズム・シャーとモンゴルより南西から徐々に勢力を拡大していったようです。こうしてジンギスカンは人類史上最大規模の世界帝国であるモンゴル帝国の基盤を築き上げたのでした。なぜそんなにも領土を拡大したのか?何が彼をそうさせたのか不明ですがとにかく破竹の勢いで侵攻していきました。戦いの中に生きたジンギスカンにとって戦いこそが生きがいと言わんばかりの領土拡大、かつてのローマ帝国やアレキサンダー大王を彷彿させるものとなったのでした。


【晩年】

1225 63歳 帰国、広大となった領地を分割しジョチ、次男チャガタイ、三男オゴタイに支配権を与える。

1226 64歳 金と反モンゴル同盟を結んだ西夏に侵攻し壊滅させる。

1227 8月18日 陣中にて死去、享年65歳 


晩年になり帰国して広大な領土を分配して子供たちに相続させました。それでも戦いに赴く、死期を悟っての相続なのか、それともこれからも躍進を続けるための再編成だったのか分かりませんが65歳にて亡くなるまで進攻を続けたみたいです。こうしてジンギスカンの波乱に満ちた生涯は終わりました。モンゴル大帝国の礎を築いてあの世にたびだったのですが彼の進行のおかげでかなりの尊い人命が失われたとのことです。その屍の上にジンギスカンの子孫たちが立つことになりました。


まあ長いですがジンギスカンを行う上で彼の生涯は外せません。ゲームでは日本にも来るみたいですが史実では彼の孫にあたるフビライが元寇にて襲来したので史実ではありません。またドイツやイングランド、フランスにもゲームでは行くみたいですね。人間の欲は果てしないですね。

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