ブランド・ジャパン2004は、ネットブランド・ジャパン

日経BPコンサルティングが、2004年版のブランド・ジャパンを発表しました。これによると、ヤフー、楽天などのネットブランドが躍進、ウィンドウズも急進、セブンイレブン、スターバックス、ナイキ、アディダスなどが伸びています。

この状況について、
かどぅちゃんねるでは、「見えてきたテレビメディアの凋落」として、以下のように書いています。

「BtoC市場ランキングから見えて来る兆候として、「テレビメディアの地位の相対的な下落」が言えるのかも知れません。Googleも楽天も、テレビメディアでの露出はほとんどと言っていいほどありませんが、双方とも、今回のランキングでは大きく順位を上げてきています。また、テレビでの露出が高いはずの飲料・食料系のブランドが軒並み順位を落としていることもランキングからうかがえます。」

しかし、ここで一点注目したいのは、今回のブランド・ジャパンは、調査方法がネットリサーチに変更になったという点です。
これまでもネットリサーチと郵送調査を併用してきたそうですが、今回はネットリサーチだけに絞ったようで、ネット関連ブランド、若者系ブランドがより高く出るのは当然の結果と言えます。

ようするに、今回のブランド・ジャパンは、ネットブランド・ジャパン第1回なのです。


この偏りについて、日経ビジネス誌上でも以下のように書かれています。

「こうした結果になった一因は、調査方法をネット経由に一本化したことにある。」と正直に語っているが、これをポジティブに捉え、「ネット時代のブランドランキングに刷新された」と堂々と宣言している。ある意味、前年度との比較に意味はないといっているわけですし、ネットユーザーを見ればこれからのブランディングは語れると明言しているわけです。

そもそもこのブランド・ジャパンの評価軸は、そもそもブランドの目立ち度、露出度、接点の多さなど、量的な部分における評価が中心になっています。
「イノベーティブ」「アウトスタンディング」「フレンドリー」「コンビニエント」という4つの因子で評価されていますが、私は、ブランドの本質は、こういった量的な存在感だけでなく、信頼感や絆といったポイントも極めて重要であると思います。

その意味で、ブランド・ジャパンの評価はブランドの「鮮度」を測定する指標として活用するのであれば有用であると思います。


「ネットブランド×ブランド鮮度評価」というベースで見ても、ヤフーの強さは異常です。今やヤフーの時価総額は4兆6千億円。日本企業の9位。ソニー、松下、武田、東京電力、野村証券、セブンイレブンよりも上なのです。株価も、期待収益よりも成長期待を評価しているということでしょうか。

どちらも、高すぎる気がするのですが...
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返信:ブランド・ジャパン2004は、ネットブランド・ジャパン (かどぅちゃんねる)
マーケティングとは?ブランドとは?:ブランド・ジャパン2004は、ネットブランド
 
 
 
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