五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

早過ぎる死

2017年11月06日 | 日々のつれづれに
先日長男が帰る、ということはブログに書きました。
保険の更新のこと、新しく買ったクルマのこと、などもあったのですが、実は他にも理由があったのです。

リトルシニア時代のチームメイトが先週亡くなり、その通夜に出席するためでもありました。

34歳、あまりにも早過ぎる死と言わなければなりません。

隣町の中学校でしたが、同じ野球のチームに所属していた彼は一人息子。
両親の愛情を一身に受けて、本当に性格の良い子でした。


高校進学の時、父親に「うちの息子と同じ高校に行かせませんか?」と誘ったのですが、結局中学校の先輩の誘いで、県内でも強豪校である私学の高校を選びました。

その高校ではほとんど試合には出られず、大会の行われている球場では先乗りスコアラーのような仕事をしている姿をたびたび見かけました。

その後のことはほとんど知りません。
結婚して子供ができた、という噂は聞いていたような気がしますが...。

彼のチームメイトは通夜と告別式にそれぞれ参列したそうです。
息子は通夜のあと、高校時代の友人と会食をし、翌日大阪に帰りました。

実は彼が亡くなった当日の夕方、偶然に彼の家の前(通勤の途中にあるのです)で、帽子を目深にかぶった父親の姿をちらっと見かけました。
一人息子を亡くした父親の気持ちはいかばかりか...。

それにしても早い、早過ぎる死でした。
しばらくは彼の家の前を通るのが、少しばかり気重く感じられそうです。



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