女房殿はこれを持って美術クラブへ。
ちょこちょこっと描いてきた。
午後、他地区の方4名と出かける。
昨日と同じ道を通り、
隣町の学習センターへ。
社会福祉協議会主催の研修会に来た。
主催者あいさつのあと、研修会。
演題 地域共生社会の実現に向けて
講師 天理大学教授 渡辺 一城 氏
講師の渡辺氏。
〇 3つの事例を紹介された。詳細は省略。
〇 「孤立」について
「孤立」は人に悪影響を及ぼす
・ 対人的なつながりの乏しさが、死亡リスクを高める要因になる。
・ 孤立している人は、喫煙率が高く、アルコール摂取量が多く、
身体を動かすことが少ない。
・ 抑うつを強めやすいなど、精神的健康にも。
「孤立」は社会に悪影響を及ぼす
・ 孤立が個人の攻撃性や暴力傾向を強めること、1人の他者から受けた
拒絶が集団に対する攻撃性となって現れることがある。
⇒ 孤立が生じる要因を、心の中だけに求めるのではなく、社会環境の
中に求めることも。
〇 「助けられ上手」とは
・ 人の助言を、聴くことができる
・ 「甘え上手」「頼み上手」
・ サービスや制度を知っていて、活用できる
・ コミュニケーションが上手い
・ 自分の「強味」「弱み」を知っている
・ 自分を「開ける」
・ 良い意味で「自立心がない」
〇 助けを求めない事情
■ 助けを必要としない
・ 自分で解決できる ・ 困っていない ・ どうせ解決できない
■ 求めたいけど・・・
・ あそこまで行けない ・ 〇〇さんには言っている
・ 私なりに助けを求めている ・ 一度たのんだけどやってくれなかった
■ 助けられたくない
・ みっともない ・ 申し訳ない ・ 家に入られたくない
・ 気疲れ ・ あの人イヤ
------------------------ 講演はここまで
私は体力的にご高齢者をお世話する立場なので
「孤立について」「助けを求めない事情」を理解して接しなければならない。
私がもっと高齢になれば
「助けられ上手」にならないといけないと思っている。
なかなかできないことだが、身近に「助けられ上手」がいた。
それは私の母で、同居の嫁(女房殿)に常に「甘えて」97歳まで生き延びた。
実の娘以上に最後まで「頼りきって」いた。
雨 のち 晴