大河ドラマ「義経」 覚え書き 第三十七話

【安徳天皇替え玉説の虚妄】 大河37話を観た。そのタイトルが「平家最後の秘密」とあった。「最後の秘密」とは、何のことかと思っていたが、見終わってはっきりした。それは大河の原作、宮尾登美子版「平家物語」にある安徳天皇身代わり説のことであった。つまり守貞親王と安徳帝が入れ替わって、安徳帝は生き残ったというものである。これはいくら虚構としても、あり得ないことで、最悪の筋立である。それは頼朝という人物の . . . 本文を読む
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