日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
Ⅱ-2・『捨てる』は禁句
2-2・不用品分け、「捨てる」は禁句
関係の再構築も
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断捨離(だんしゃり)ブームの影響で、片付けには『物に執着せず思い切って捨てる』というイメージが強い。しかし最近注目されている本には、片付けない親の説得の仕方やコツを説くものが多い。『重要なのは親が安心、安全に生活できる空間を作ること、モデルルームのように完全にきれいにする必要はないのです』と
整理収容サービスを展開する「アマンサネット」(東京)代表の杉之原富士子さんは強調する。
片付けの際、最もトラブルの原因になるのは「捨てるか、捨てないか」を巡る意見の対立とか。・・・
杉之原さんは「『捨てる』は親の態度を硬化させるので禁句。たとえば写真や着物など親の思い入れが強いものは無理に捨てない。
必要なものと不必要なものを分けて、親が必要というものを保管しておけばいいのです」と話す。
杉之原さんによると、子供が『物を整理して、片付けを手伝う』という謙虚な姿勢で協力すれば、親ともめることは少ないようだ。
「家の片づけは、核家族化で疎遠になりがちな現代の親子関係を築きなおす可能性も秘めていると思います。
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親の家を片付けるコツ
①親に捨てるという言葉は禁句
②『なぜ捨てられない、早く捨てて』と責めない
③親世代が物を捨てられない気持ちを尊重
④意思疎通を密にして家の状況を把握
⑤加齢による体力や認知機能の衰えを受容
⑥親が安全に生活できる空間の確保を重視
⑦一人で悩まず、兄弟や親せきらと協力
⑧『物を分ける、整理する姿勢』を維持
⑨片付けが進まなければ、専門業者に依頼
⑩日頃よく使う場所から時間をかけて進める
以上を参考に親と仲良くして快適な家庭を構築してください。
終わり
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