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安倍晋三の目に余る拉致被害者政治利用③

安倍晋三の目に余る拉致被害者の政治利用

北は安倍とは絶対に交渉しない

 当時、官房副長官だった安倍は、「一時帰国」の名目で帰ってきた拉致被害者を北に返すのを、強硬に反対して止めたと訴えている。

 自身のフェイスブックでも小泉訪朝の立役者で当時、外務省アジア大洋州局長だった田中 均氏を〈彼に外交を語る資格がない〉と罵倒。田中氏が5人を再び北に戻すよう主張したのを引き合いに、〈あのとき田中均局長の判断が通っていたら5人の被害者や子供たちはいまだに北朝鮮に閉じ込められていたでしょう。外交官として決定的判断ミス〉とコキ降ろしたこともある。

「安倍首相には田中局長の外交姿勢が弱腰に見えるのでしょうが、首相が常に言うとおり、『政治は結果が全て』です。この5年間拉致被害者の現実は何も変わっていません。

  安倍首相が本気で拉致交渉に取り組むのなら、この問題で最も成果を上げた田中氏にアドバイスを求めるのが筋。弱腰外交を、批難するのは拉致問題で成果を出してからにしてもらいたい」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)。

 北は一時帰国を反故にした安倍を『将軍様に恥を掻かせた』と恨んでいるという。外交関係者の間では、「北は、『安倍政権とだけは絶対に交渉しない』と中国にも米国にも伝えている。

 そのことは安倍首相本人も知っている」とさえ言われている。この政権が続く限り、北は恐らく拉致交渉に応じることはない。続く

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