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官邸主導の動かぬ証拠・その2

官邸主導の動かぬ証拠

その2

「確認できない」のは疾(やま)しさミエミエ

 『通常、課長や課長補佐レベルの自治体職員を官邸に呼ぶことはありません。よほど強い私的な関係があるということでしょう。しかも、今治市が獣医学部新設を提案する2か月前です。呼びつけているところを見ると、当初から官邸主導を進めていたことをうかがわせます』(政治評論家・森田 実氏)

 今治市が認めた職員の官邸訪問について、昨日の参議院内閣委員会での山本幸三地方創生担当相と参院農水委員会での萩生田光一官房副長官の答弁は

「官邸訪問者の記録が保存されておらず、確認できない」と揃って全く同じセリフだった。答弁を統一させたのだろう。やましい時によく使う手だ。

 では、首相官邸への人の出入りを本当に管理、保存していないのか。問い合わせると、「訪問を受ける官邸側が予約届を書く。当人が入場する時、予約届と本人確認をするが、予約届は速やかに廃棄する。

予約届とは別に、官邸の訪問者履歴を記録しているかどうかはわからない」(首相官邸事務所)と頼りない答えが返ってきた。

「国のトップがいる所です。首相官邸の訪問記録がないなんてことはありません。“確認できない”とするのは明らかに逃げている。やましいからなのでしょう。今後決定的な証拠が出てくる可能性がある。これまで官邸は何とか逃げてきたが、もはやギリギリの所まで追い込まれています」(森田実氏)

 計疑惑、主犯安倍は間違いない。(完)

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