ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台104 「アトムが来た日」 シリアルナンバー#1@下北沢スズナリ

2019年01月10日 | そんなご舞台な2018年
舞台104 「アトムが来た日」 シリアルナンバー#1@下北沢スズナリ

難しいテーマに挑戦。これはすばらしい企画です。よくぞやってくれました。かなり調べ尽くして、演劇に必要と思われる部分を見極め、拾い集めて、見事に構成していると思いました。その情熱は、舞台を見れば誰もがそう思うでしょう。そこは、喝采と拍手を送りたいです。ただ、どうせ演劇でやるなら、もっと危ないところまで行ってもよかったんじゃないだろうか、とも思ったりもします。登場人物は、誰も死なないし悪い人が出てこない。開発・研究こそ男の情熱であり夢・・・う、まてまて、本当は悪い奴がどこかにいるんじゃないか?作者はそれがわかっているんじゃないか?そのあたりを、口を閉ざしてもいいのだろうか?いや作者は閉ざしてはいない、感じ取ってほしいという意図かもしれない。簡単に説明のつく問題ではないでしょう。いろんな考え方があるでしょう。だからといって、玉虫色的な解決方向は、けっして明るい未来にはならないと、私は思っているのです。私、過激なんでしょうか?
原子力の研究・開発をやめる事で、世界の軍事力のレベルから落ちこぼれてしまう事を憂えている方々の思惑が見え隠れします。その通りだと思います。平和を守る軍事力維持のための原発維持なのです。2011年の時、「死」を覚悟した恐怖の記憶を私は忘れない。それを伝える事が、未来への時間が少なくなった者から、後輩へ伝える死命だと、私は思っています。それを伝え切れたか、私個人は、この企画の勝負はそこだと思います。ともあれ、このようなテーマに真っ向勝負した心意気、見事でした。
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