よしともさんの独り言 社長の夢

独立型居宅介護支援の「よしとも」です。日常の些細なことなど載せてゆきます~。小さな会社ですが、頑張ってます。

独立型の誕生秘話

2015年12月29日 | 「居宅介護支援センターよしとも」とは?
前にもブログに書きましたが、もともと約10年前は

併設サービスを設けるつもりでした。訪問介護事業を・・・。

その頃は私はA社で勤務をし妻がB社で勤務をしていて

ケアマネとしては私のほうが先輩の形でよくいろいろと相談に

のっていました。

ある日、妻が顔色変えて帰ってきて

「どうしたの?」と聞くと

「ボーナスが減額された。あと早く辞めてほしい!と社長に言われた」

と泣きながら話してきました。

妻のいたB社は訪問介護、福祉用具を併設した会社。

理由としては

「あなたは故意に当社の利益となる利用者を他社へ渡した。当社に多大なる損害を

与えたので減額をする」というような一文が書いてありました。

真面目に仕事をし利用者さんからも信頼を集めていた妻。

会社に損害を与えた?=会社の思い通りに利用者を中で回さなかったという意味。

他社へ渡した?=自社のヘルプに相談しても「その時間は入れない」等言われ
        信頼のおける他社で依頼調整をした。

妻の働きぶりや日々の苦悩を知っていたので、二人で悔しくて泣きました。

B社の社長からは口頭で「あなたがいると1日でも損益なんです。早く辞めてください」

と言われたそうです。

それから妻から「併設型はダメだ。独立型でないと・・・・」と話が出て

「2人で始める会社は独立型でやっていこう。B社の社長を見返してやろう」と決めたんです。

今でもそのB社は存在します。内部連動の強制するB社。包括からも信頼を得て経営しています。

B社のような会社は山のように存在します。B社の社長も経営が苦しんでしょう。

内部連動しないケアマネは経営の邪魔ですからね。

私もA社にいる時に内部連動しないが為に散々言われました。(首にはなりませんでしたけど)

独立型をはじめてとても「解放感・自由感」を感じています。あまりにも自由すぎてそれが

負担になるくらい・・・。利用者さんが行きたいデイサービス等を調整できるし、

必要な時間にヘルプを配置できる。用具も安価な物を扱う会社を選べる。

無駄な支援を調整しなくていい自由感です。

経営は苦しいですが、やりがいはあります。

独立型の選択をして正解だったと思います。併設していたら私も経営者なのでB社の社長と

同じことを言い、内部連動を強制していたと思います。そうしないと経営できないし・・・。

そんな感じで「独立型居宅介護支援よしとも」が誕生しました。

来年も「独立型」の存続をかけて、前向きに挑戦していきます。

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2 コメント

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頑張って (土浦のケアさんです。)
2016-01-02 19:47:07
妻さんの心中をお察しします。
お客様のサービス第一を考えれば難しい立場ですよね。 
今後 、ケアマネの資格が国家資格になり再試験になる事や報酬額が半分になると情報が出ています。益々、独立型の経営が大変になる時代になりますがお客様を第一にB社の社長に負けないで頑張ってください。応援しています。
ありがとうございます (よしとも)
2016-01-06 11:08:00
色々と情報が走っていますが、どうなるか分からないですね。B社の社長にならないように頑張りますが、独立型の経営が出来なくなったらB社のようになると思います。残念ですが・・・。それまで頑張ります。かなり弱気ですけどね。

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