ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

電車、横座りの不快さ

2018年02月25日 | 日記

ボケの花

 ずっと昔から思っているのだが、電車の車内はなんで横座りなのだろうか?思えばバスも昔はそうだった。
 きっと、横座りの方がお客の収容効率が良いとおもわれているのだろう。確かに横座りの方が立つスペースは広く取れそうだ。一車両にぎゅう詰めすれば、横座りの方が多くの乗客を詰め込めるのだろう。山手線のある車両では座席を設けないものがあり、通勤時にかぎり座席を折りたたんでしまうくらいだ。しかし物体を運ぶのならともかく、人間の移動に供する乗り物としては最低の処方だと思う。

 横座りの難点は幾つでも挙げられる。まず言いたいのは前の座席の人と目線が合ってしまうこと。目線だけでなく仕草が見えてしまう。この不快さを避けるために、読み物を広げるとか眼を閉じるとか、する以外にない。また混雑時に真正面に立たれることの不快もこの上ない。そのほか、脚を投げ出したり、広げられること、居眠りをされること、細かく言えば限りない。
 加えるに、横座りのせいで出入り口付近の動線が錯綜し、これが乗客同士のトラブルの元となる。

 乗り降りが頻繁で混雑する都市交通では、座席は横座りやボックス型ではなく、一列の縦座りがベストと私は思う。縦座りにすれば混雑時でも上記のような不快さは避けられる。それに立つ人の方向性が前向き一方になり、乗降の動線が自然と確定する。縦だからといって一列なら、収容率が減るとは思えない。
 海外のことはわからないが、横座りは日本特有のことではないのか? 映画やニュースで見る欧米の地下鉄はボックス型になっているように思う。【彬】

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