「荘厳」かつ「敬虔」

夜明けが早くなり、いつもの時間に走っていても、漸く夜明け前のマジックアワーに出会える季節となった。

山もそうだが、景色は夜明け前か夕方日が沈む前が良い。
「荘厳」とか「敬虔」とか下界では、恥ずかしくなるような言葉だが、山ではごく自然に出てくる。

最近は低山のトレイルランなので、素晴らしい景色に出会うことは少なくなったが、若い時は北アルプスや南アルプスで、正に「荘厳」かつ「敬虔」な風景を数多く見せていただいた。
今思うと何物を替え難い経験だった。

最近の都心ランでは、高層ビル群が山に取って替わったが、それはそれで夜明け前には「荘厳」さがある。
まあ、何れにしても夜明け前の風景は素晴らしい。