障害年金社労士 吉野千賀 ブログ

障害年金など社労士の仕事を通して感じたこと、知って為になること、面白いことをよしの社労士事務所の代表吉野千賀が綴ります!

障害年金~高次脳機能障害2

2012-11-13 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

昨日の続きで、障害認定基準の高次脳機能障害の専門家会合について。

専門家会合はいずれ議事録が公表されますが、興味深かったやりとりは下記の事項です。

<症状固定について>

脳血管障害の場合、高次脳機能障害と肢体の障害を伴うことが多い。

肢体の障害の場合は6カ月経過後に症状固定として障害年金の認定日とするが、高次脳機能障害の症状固定も6カ月とするのか?

→ 高次脳機能障害の障害認定日は原則通り初診日から1年6カ月後とする。

脳の代償機能やリハビリテーションにより回復することもあるため、脳血管障害の結果であっても高次脳機能障害は6カ月で症状固定とはしない。

<併合認定について>

「失語の障害については、本章「第6節 言語機能の障害」の認定要領により認定する。」としているが、

失語2級と精神2級を併合認定すると1級になり、現症より重い等級になるのではないか?

→ 失語のみに障害が残るケースもあり、精神の障害と失語の障害は分けて認定することを考えている。

しかし、失語は思考障害によることもあり、完全に分けて認定するべきかどうか検討が必要である。

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↑ 原案通り、併合認定されるのかどうか、注目しています。


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Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀

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