葦の原のこびと 6 2011年01月31日 | 日本の重要湿地 葦の原から見上げる空は、変わっていないみたいだし ナガエガワに映る空の色も、変わっているようにはみえないし ある朝、みんなが起きる気配があって、 葦の原の中の水が満ちたり引いたりしているうちに、緑色の世界になって・・・ 葦の原のにぎやかな季節が待ち遠しい。
葦の原のこびと 5 2011年01月30日 | 日本の重要湿地 300年以上、葦の原を見つめてきた石積みの堤防を壊して新しい堤防が完成した。 石積み堤防は、葦の原の一部だった。石の間には葦の原と同じ生き物がいた。 せめて・・・と、オトゴムラの人々は、石組みの間の巻貝を葦の原に移した。 石積みの堤防と干潟はなくなった。 安心しなよ、葦の原はこれ以上は小さくならないさ・・・ でも、アカテガニが水辺に下りる手伝いはできないな・・・
葦の原のこびと 4 2011年01月29日 | 日本の重要湿地 新しくできた立派な堤防の上にアカテガニ。お腹には卵がたくさん。 この辺でいつも下りていたはずなんだけど、あの常夜灯はどこに行った? 夏に工事があったのさ。洪水が心配でね。 カニくんが探している常夜灯は、新しい堤防の上にお引越し。水辺からすっかり離れたね。 潮が満ちると足元を洗われている常夜灯を葦の原からもよく見ていたよ。