13日から続いていたフランスの交通ストライキがどうやら収集に向かいそうだ。
このストは、
公営の交通企業労働者に対する年金特別優遇制度を
サルコジ大統領が撤廃するという方針に反発して始まり
10日間にも亘りパリの交通を混乱に陥れた。
昔はいざ知らず、
今例えば高速鉄道TGVの運転士は平均月給は6000ユーロ(約99万円)もあり
まったくもって何が不満なのか、これ以上の優遇措置など日本人の私が見てもおかしな事であり、
さすがのフランス人たちも今回のストには70%以上の人々が同情を示さなかったという。
フランスでは今年5月、
国民運動連合党の新保守主義者、新自由主義者で、親米派とされるサルコジ氏が
社会党のロワイヤル氏を下し大統領に選ばれた。
サルコジ氏は『フランス人よもっと働こう』と国民に呼びかけ、
国民はこれを支持した。
この個人主義で官僚的、国家資本主義の色彩が強いフランスの国民の意識変革を目の当たりに見て、
我が日本はどうなっていくのか、、、と
、、、寂しくため息が出てしまった。
わたしもサルコジ氏支持ですが、
彼は、公約をひとつ、ひとつ確実に実行していて
日本国民として、羨ましい限りです。
やはり、指導者の発する言葉には、
彼のように力が必要ですね。
今回国民はそれでは国が持たないという判断を下しました。
ところがオーストラリアは逆に保守政権が左派にとって替わられてしまいましたね。
日本はこれからどうなっていくのでしょうね?