『懲戒免職』?、、やれるものならやってみろ。

2008-11-08 18:09:00 | 時事


正面衝突避けた防衛省 田母神氏は懲戒処分なら争う構え

2008年11月8日17時1分朝日新聞



過去の日本の侵略行為や植民地支配を正当化する論文を発表して更迭された田母神
(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長が定年退職扱いとなって退職金を受け取ったこと
は、11日に参院外交防衛委員会で行われる参考人招致でも焦点になりそうだ。
「非はない」と主張する田母神氏との正面衝突を恐れた防衛省の判断が、異例の決
着の背景にあった。

 「懸賞論文に応募したら300万円当たっちゃったんですよ」。田母神氏が増田
好平事務次官ら防衛省幹部に受賞を伝えたのは、10月31日午後のことだっ
た。

 この時、田母神氏が心配したのは論文の内容ではなく、民間企業から受け取る賞
金300万円の取り扱いだった。相談された増田氏は「事務的に詰める必要があり
ますね」と応じた。

 しかし、増田氏は、手渡された論文のタイトル「日本は侵略国家であったのか」
を見て問題になると直感。すぐに外出中の浜田防衛相に連絡した。

 同じころ、「真の近現代史観」をテーマに懸賞論文を主催したホテル・マンショ
ン経営の「アパグループ」が、防衛省記者室に、受賞論文を知らせる報道機関向け
の資料を届け、各社記者が一斉に取材を始めた。

 夜までに論文内容の報告を受けた麻生首相は即座に「田母神氏更迭」を指示。浜
田氏が田母神氏に電話で「辞表を持ってきて欲しい」と求めた。

 ところが田母神氏は、増田氏に「自分からは辞めない」と返答。これを聞いた浜
田氏は「航空幕僚長の要職にとどめるのはふさわしくない」と判断し、急きょ同日
深夜、田母神氏を航空幕僚長から解任し、航空幕僚監部付とする人事を持ち回り閣
議で決めた。

 田母神氏は空自トップの職は解かれたが、空自の最高階級となる空将の身分は保
たれた。このままでは退職金も支払われると聞いた河村官房長官は「なんとかなら
ないのか」と懲戒免職を検討するよう防衛省側に指示した。

頭を抱えたのは防衛省だった。官房長への文書での届け出なしに論文を発表したこ
とは防衛省の内規違反に問われるが、空自トップによる政府見解を否定する
言動が「懲戒免職」に相当するかは前例がない。ある政府高官は
「(減給より軽い)戒告が精いっぱいでは」と見ていた


 田母神氏は辞表提出を求めた防衛省側に「論文内容は誤っていない」と主張。懲
戒手続きに入った場合は争う構えを示したことも混乱に拍車をかけた。処分内容の
妥当性を問う審理手続きに入ると、決着がつくまで通常10カ月以上かかるため
だ。

 航空幕僚長(定年62歳)を解任された田母神氏は空将の定年(60歳)に達し
ていた。一方、自衛隊法では大臣判断で60歳6カ月までの延長が可能で、延長す
れば田母神氏は来年1月まで在任できる。

 田母神氏が徹底抗戦し、審理が終わらないうちに定年を迎えると、結局は退職金
が支給される――。浜田氏は11月3日、田母神氏の定年延長を解除する形で退職
させた。

 6日の参院外交防衛委員会。浜田氏は懲戒処分に踏み切った場合、「退職金と
(定年までの)月々の給料が支払われる」と説明。6千万円程度とみられる退職金
については「自主返納は本人の判断を待ちたい」と述べ、自主返納がない限り田母
神氏に支払われるとの見通しを示した。(山田明宏)






当たり前だ。 

『懲戒免職』なんか

やれるものならやってみろ。

裁判になれば

国が恥をかくだけのことだ。




退職金の自主返納なんぞ

論外だ。

堂々と受け取るべし。










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