世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

吉備女子(キビナゴ)

2021年04月14日 23時43分44秒 | Weblog


吉備女子(キビナゴ)


         キビナゴの南蛮漬け



【語源】
鹿児島では「帯」のことを「キビ」と言います。
この魚の体側中央にある青白い模様を帯とみなして「帯(きび)の
小魚(なご)」と言う由来が有力です。

漢字では吉備女子(きびなご)と書きますが、語源とはまったく
重なるところがないですね~



    キビナゴのお茶漬け

【旬】
キビナゴの産卵期は初夏です。よって旬は産卵前の春と言えるで
しょう。




     キビナゴの刺身



【うんちく】
キビナゴはニシン目ニシン科キビナゴ属の魚です。
外洋を回遊していたキビナゴは、初夏に産卵のために海岸に押し
寄せます。
そして、直径1㍉程の卵を海藻や岩礁などに産みつけます。
やがて孵化した稚魚は動物性プランクトンを食べて成長します。
昼間は水面近くを、夜には中底層を大きな群れで遊泳し、5㌢位に
成長すると外洋へと旅立ちます。
1年で成熟し、翌年の春から夏に産卵のために再び海岸に戻って
くるというライフサイクルです。
寿命は1~2年と言われています。

銀白色の帯をキラキラ輝かせながら、海面すれすれを泳ぐキビナゴ
の大群は実に美しく、その姿は「波のしずく」とか「海の宝石」と
言われるほど。




 キビナゴのおろした物。この状態で流通してるのが多いです。



        キビナゴの一夜干し

【ブランド・産地】
関東及び山陰沖以南、中部太平洋やインド洋に広く分布します。
ブランド化はされていないようです。
有名な産地は鹿児島県。このキビナゴを使って作った薩摩揚げは
最高級品とされています。

一昔前までは、肥料やカツオの一本釣りの餌などに使用される下級魚
として扱われていましたが、最近ではその栄養価の高さと、物流の
発達などにより、人気の魚となりつつあります。


      キビナゴの天ぷら


    キビナゴの刺身
【産地ならではの漁師料理】
なんと言っても刺身でしょう~。山葵醤油、生姜醤油も美味いで
すが、お勧めは酢味噌。芋焼酎がすすみます。

小さい魚なので調理が面倒なイメージがありますが、この美味さを
味わう為には手間を惜しんではいけません。漁師流の簡単な捌き方を
紹介します。

まずは、ボウルなどに濃いめの塩水を作りキビナゴを入れて洗います。
これにより汚れとウロコがとれます。
ザルにあけて流水でもう一度洗い流し、、水気を切ってから、
全体に塩を振りかけてから冷蔵庫に20~30分置きます。
そして、更に水荒いし、塩を流し・・・後は手開き~
これが漁師流です。

       キビナゴのにぎり寿司

また、唐揚げや天ぷらも美味しいです。
種子島ではこのキビナゴを使ってすき焼きを作るとか・・・。
火を通しすぎないのがコツらしいですよ~。

そして、キビナゴを使った薩摩揚げは、マヨネーズをつけて、
こんがり焼きなおします。最高!
これは、漁師流ではなく、マグロ君流です。


     キビナゴの一夜干しを炙ったもの



     キビナゴけんぴ
【栄養と効果・健康】
きびなごは、魚の中でDHA含有率がもっとも高いと言われていま
す。その含有量はマグロ以上。
またEPAやカルシウムも豊富に含んでいます。
DHAやEPAの不飽和脂肪酸の効果で、三大成人病(ガン、脳卒
中、心臓病)を抑制する効果が期待できます。

是非、食べたい食材ですよね~





       キビナゴの昆布〆寿司






        キビナゴの唐揚げ







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「鉢の木」に~初~~驚愕の、う巻!

2021年04月14日 06時10分35秒 | 八王子 食べ歩き

 

 

「はちの木」に~~初~~

 

 

 

 

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駅から少し歩いた線路沿い~~

 

噂は聞いてましたが・・・なかなか来れず初!

 

 

高くも安くもない~~適正な感じ~~↑

 

 

 

イン!着席!

 

 

 

 

何食おう~~??

 

 

 

少しつまんで~~呑んでから本題に入ろう~~

 

 

 

 

正式名称は・・・ひらがな??漢字??

 

 

 

まずは~~ビアで~~

 

 

 

大将にオツマミのお勧めきいたら~煮物と~手羽元をどうにかした物

・・・・という事だったので~両方~~

 

 

 

 

お酢・・・使ってるね!

 

 

 

肝焼きとヒレ焼きを頼んで~やってます!

 

ここのヒレ焼き(下)美しい~~丁寧な仕事や~~

 

 

 

・・・・・で、ふりかえると・・・・・↑

 

う巻~4,200円!!!

 

そんな う巻~見たことない~

 

 

 

お新香を食いながら~このう巻を食うべきか?考え中~~

 

この出費は痛い~うな重 食えるやん!

 

 

 

ここが思案のしどころやの~~

 

時間をかけすぎて・・・お新香~お替り!

 

 

 

食うとこう~~食は一期一会やし~~

 

・・・・でキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!~でかい!

 

 

 

断面~↑

 

 

 

 

こりゃ~ウナギ一尾使ってるんやん!!

この値は仕方ない!!

 

 

 

こんなん来たら~~菊水でしょう~~

 

 

美味い!!!これまでの う巻とは別物!

 

価格も別物やけど・・・

 

 

・・・・・で、〆は~うな重(上)~

 

 

 

肝吸いが来て~~

 

肝焼きを追加し~~

 

 

先程の~う巻と~肝焼きをぶち込んで食う~いつもの食い方~~

 

 

 

相方は~ひつまぶし~~

 

半分ずっこして~種類を食う的な~

 

 

最初は~そのまま~~う巻も入れて~~

 

 

 

二杯目は~肝焼き追加~薬味たっぷしで~

 

 

 

〆は~~出汁をかけて~お茶漬け風に~~~

 

 

 

美味しゅうございました~~う巻~~すごか~~

 

 

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