7月24日は、土用の丑の日です~。もうすぐですね~
今年、ウナギは非常に高値になりそうです。
稚魚のシラスが少なかった為と、中国産を国産と偽った偽装問題で、
特に国内産物の引き合いが強く値を押し上げているようです~
皆さんは何処のウナギを選ばれるのでしょうか?
【食いあわせ】
昔からウナギと梅干は一緒に食べると、体に変調をきたす。
「食いあわせが悪い」と言われてきました。
しかし、これはまったくの誤解。相性抜群なのです。
うな丼に練り梅をのせて食べると、さっぱり美味しい、食べすぎに注意と
言いたいくらい旨い。
本当に、ウナギと食いあわせが悪いのは「銀杏(ぎんなん)」なんですよ。
梅の実と銀杏が似てる為に、どこかですり替わったと考えられます。
しかし、昔の人の言い伝えは軽視してはいけません。
銀杏(きんなん)だけは、ウナギと一緒に食べないよう、気をつけましょう。
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鰻(うなぎ)
【語源】
胸ビレの前腹面が黄色い為、「胸黄(むなき)」と呼ばれ、これが崩れて
「うなぎ」と呼ばれるようになったと言われている。
【旬】
現在、流通している鰻のほとんどが養殖ものである。天然物はほんのひとにぎり。
しかし、養殖技術も進歩し、「天然物は泥臭く、かえって美味しくない」とまでいわれている。
その為、旬は?と聞かれると、スタミナ源として多く食される「夏」と答える
よりない。
ウザク(ウナギの酢の物)
【うんちく】
鰻は謎の多い魚です。産卵場所がマリアナ諸島の西方海域と言われていましたが、特定できたのはつい最近の事です。
孵化(ふか)した仔魚は「レプトセファルス」と呼ばれ、黒潮に運ばれながら
成長し、4~5ヶ月後に「しらすうなぎ」になって各地沿岸にやってきます。
このしらすが養殖業者さんに1キロ数十万円、高値の時は百万円を越える値で
取引されます。
養殖うなぎは半年で約千倍の大きさに育つと言われ、しらすに高いお金を払っても
採算が合うらしいです。
鰻と言えば「蒲焼」。しかし、地域によって焼き方、さばき方も変ってきます。
関西では、頭がついたまま腹開きにし、タレをつけてそのまま焼きます。
関東では、頭を取り背開きにします。これは腹開きは切腹に通じ、縁起が悪いと
されたなごりだとか。
焼き方は一度白焼きにしてから蒸しにかけ、更にタレをつけて焼きます。
鰻の風味と食感を楽しむなら関西風、ふっくら柔らかいのを楽しむなら関東風
です。
土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは、売り上げ不振の鰻屋さんが
困っているのを見かねて、あの有名な平賀源内が、「土用の丑の日には鰻・・・」
というキャッチコピーを発したのに始まったとか。
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【ブランド・産地】
国産鰻の養殖地で有名なのが、鹿児島県、愛知県、宮崎県です。
出荷量もこの順番に多いです。
その他では静岡県、高知県でも若干数、養殖されています。
その中でも特にお勧めは、宮崎の鰻です。
その理由は、育てる水にあります。ほとんどの地域の水質は硬水ですが、
宮崎は軟水です。
霧島山系から湧き出る地下水(軟水)で養殖する為、身も皮も骨も柔らかく育ち、
高品質であるとされています。実際に、関東の鰻専門店で、宮崎産うなぎの
占めるシェアはダントツだとか。
また、宮崎県では鰻の餌にハーブを使う事で川魚特有のくさみを抑え、
脂質を豊富に含んだ「ハーブうなぎ」のブランド化をすすめているとか。
【産地ならではの漁師料理】
漁師料理と言うより産地料理になります。
うなぎを蒲焼ではなく白醤油で焼きあげます。
適当な大きさにキザミ、ご飯にのせ、だし汁でお茶漬け風にして食べます。
薬味はたっぷりの万能ねぎとキザミのり、そして柚子胡椒(ゆずこしょう)で
食べます。この柚子胡椒がポイント。
とにかく美味しい。一度試してみてください。
うまぎ白醤油焼のお茶漬け
【栄養と効果・健康】
うなぎのヘルシーパワーは言うまでもありませんが、特にビタミンAを多く
含んでいます。
このビタミンAは体の免疫力を高め、病気から身を守ってくれます。
うなぎ一串(120g程度)で、成人必要量の3日分ものビタミンAを摂取できます。
いつも、応援ありがとうございま~す。
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プロが選んだ・・・・魚の【のれん街】
今年、ウナギは非常に高値になりそうです。
稚魚のシラスが少なかった為と、中国産を国産と偽った偽装問題で、
特に国内産物の引き合いが強く値を押し上げているようです~
皆さんは何処のウナギを選ばれるのでしょうか?
【食いあわせ】
昔からウナギと梅干は一緒に食べると、体に変調をきたす。
「食いあわせが悪い」と言われてきました。
しかし、これはまったくの誤解。相性抜群なのです。
うな丼に練り梅をのせて食べると、さっぱり美味しい、食べすぎに注意と
言いたいくらい旨い。
本当に、ウナギと食いあわせが悪いのは「銀杏(ぎんなん)」なんですよ。
梅の実と銀杏が似てる為に、どこかですり替わったと考えられます。
しかし、昔の人の言い伝えは軽視してはいけません。
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鰻(うなぎ)
【語源】
胸ビレの前腹面が黄色い為、「胸黄(むなき)」と呼ばれ、これが崩れて
「うなぎ」と呼ばれるようになったと言われている。
【旬】
現在、流通している鰻のほとんどが養殖ものである。天然物はほんのひとにぎり。
しかし、養殖技術も進歩し、「天然物は泥臭く、かえって美味しくない」とまでいわれている。
その為、旬は?と聞かれると、スタミナ源として多く食される「夏」と答える
よりない。
ウザク(ウナギの酢の物)
【うんちく】
鰻は謎の多い魚です。産卵場所がマリアナ諸島の西方海域と言われていましたが、特定できたのはつい最近の事です。
孵化(ふか)した仔魚は「レプトセファルス」と呼ばれ、黒潮に運ばれながら
成長し、4~5ヶ月後に「しらすうなぎ」になって各地沿岸にやってきます。
このしらすが養殖業者さんに1キロ数十万円、高値の時は百万円を越える値で
取引されます。
養殖うなぎは半年で約千倍の大きさに育つと言われ、しらすに高いお金を払っても
採算が合うらしいです。
鰻と言えば「蒲焼」。しかし、地域によって焼き方、さばき方も変ってきます。
関西では、頭がついたまま腹開きにし、タレをつけてそのまま焼きます。
関東では、頭を取り背開きにします。これは腹開きは切腹に通じ、縁起が悪いと
されたなごりだとか。
焼き方は一度白焼きにしてから蒸しにかけ、更にタレをつけて焼きます。
鰻の風味と食感を楽しむなら関西風、ふっくら柔らかいのを楽しむなら関東風
です。
土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは、売り上げ不振の鰻屋さんが
困っているのを見かねて、あの有名な平賀源内が、「土用の丑の日には鰻・・・」
というキャッチコピーを発したのに始まったとか。
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【ブランド・産地】
国産鰻の養殖地で有名なのが、鹿児島県、愛知県、宮崎県です。
出荷量もこの順番に多いです。
その他では静岡県、高知県でも若干数、養殖されています。
その中でも特にお勧めは、宮崎の鰻です。
その理由は、育てる水にあります。ほとんどの地域の水質は硬水ですが、
宮崎は軟水です。
霧島山系から湧き出る地下水(軟水)で養殖する為、身も皮も骨も柔らかく育ち、
高品質であるとされています。実際に、関東の鰻専門店で、宮崎産うなぎの
占めるシェアはダントツだとか。
また、宮崎県では鰻の餌にハーブを使う事で川魚特有のくさみを抑え、
脂質を豊富に含んだ「ハーブうなぎ」のブランド化をすすめているとか。
【産地ならではの漁師料理】
漁師料理と言うより産地料理になります。
うなぎを蒲焼ではなく白醤油で焼きあげます。
適当な大きさにキザミ、ご飯にのせ、だし汁でお茶漬け風にして食べます。
薬味はたっぷりの万能ねぎとキザミのり、そして柚子胡椒(ゆずこしょう)で
食べます。この柚子胡椒がポイント。
とにかく美味しい。一度試してみてください。
うまぎ白醤油焼のお茶漬け
【栄養と効果・健康】
うなぎのヘルシーパワーは言うまでもありませんが、特にビタミンAを多く
含んでいます。
このビタミンAは体の免疫力を高め、病気から身を守ってくれます。
うなぎ一串(120g程度)で、成人必要量の3日分ものビタミンAを摂取できます。
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プロが選んだ・・・・魚の【のれん街】