はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

フィギュアスケート全日本 男子シングルショート観戦記

2021年12月25日 | フィギュアスケート

2021/12/25

 

12月24日の男子ショートを観戦してきました。

試合観戦は久しぶり。

実は私はさいたまスーパーアリーナは初めてなのです。

試合チケットがずっとはずれていましたからね。

 

初心者気分で朝から落ち着かず、ドキドキして出かけました。

 

しかし、さいたまスーパーアリーナに着くと

なんだか勝手知ったる気分がしてきて

手荷物検査も、コートの中を見せるのも

電子チケットの入場もスムーズ。

さすがに慣れてましたっけ。

時間帯的にもあまり混んでませんでした。

 

電光板

ここには、紀平梨花ちゃん、りく・りゅう組が出ています。

梨花ちゃんは出るつもりで準備してきたのでしょうね。

残念なことです。

 

私は4時20分の男子シングルから見ました。

終了が午後9時予定となっていたので長時間の観戦になります。

今までの経験から、ずっと座っていると疲れるので、

申し訳ないのですが、ペアはパスしました。

 

今回の座席はジャッジ席の向かい側で、S席のロングサイドの端のほう。

ショートサイドとのコーナー近く。

このあたりで選手がジャンプを跳ぶので

たくさんの選手のジャンプが近くで見られました。

 

列でいうと、S席の真ん中あたりの列でしょうか。

まあまあの見え方でした。

 

1番滑走の三浦佳生君はジャンプが素晴らしくて、最初からみんなスタオベ。

 

ここからは気ままな感想です。

やはり、ジャンプというのは難しいものなんだなと感じます。

本当に美しいジャンプ・・軸が真っすぐで足も真っすぐで

回転が速くてブレのないジャンプは、上位グループくらいから。

また、スピンも同様です。

ジャンプがうまい選手はスピンもうまいというのはそのとおりですね。

 

ここに出場している32人は全国トップクラスの32人ですから

いかにジャンプやスピンが難しいものかがわかりますね。

 

注目はやはり第4グループ。

 

 

第4グループの6分間練習になって初めて

羽生さんが新衣装で登場。

ブルーのキラキラした衣装。

写真ではわからないけれど、会場ではライトに反射して

細かくキラキラ、きらきら輝くのです。

すごくきれいですが、色といい形といい

羽生さんの定番といってもいいようなお衣装。

 

これに似ているね。

 

新衣装は胸元と背中も大きくVカットになっていて

男子でこういう形は珍しいですね。

胸元Vカットといっても、実は薄い布に包まれていて

首はチョーカータイプですね。

 

と、まあ衣装の話はこのくらいにして

やはり羽生選手はジャンプがすごく軽くて、力まず飛んでいる感じです。

軸が細くてほんとうに形がきれい。

 

新プログラムの『序奏とロンド・カプリチオーソ』は

すばらしい出来でした。

やはり姿の美しさも動きも頭ひとつ抜けている感じがあります。

やはりみんなが羽生選手を注目するはずだと思います。

 

 

でもね、ここからちょっと書かせていただきますね。

書こうかどうしようか迷いましたが・・・。

 

ロンド・カプリチオーソは輪舞曲で

カプリチオーソは気まぐれ、気ままに、という意味だそうです。

 

もとのピアノ曲の持つ優美さ、気儘さはどこに、と思いました。

羽生さんの明るい表情が欲しかった、私はね。

 

終わってキスクラに座ってからは、つきものが落ちたように

リラックスした表情になりましたが、演技中に楽しんでいる様子が欲しかった。

どんなに緊張感があってもリラックスを装ってほしいんです。

スポーツだけれど、芸術でもあり、表現でもあるのだから。

 

清塚さんの編曲・演奏は素晴らしかったです。

終わった時に、清塚さん頑張ったなあと思いましたもの。

私はやはり音楽をより聴いてしまう。

 

羽生選手、インタビューでの受け答え 

――プログラムに乗せる強い気持ちは。どういう風にプログラムを描いているのか


 「正直、最初はなかったです。ピアノ曲になって、清塚さんにピアノをアレンジしてもらう時に電話で打ち合わせをしたんですけど、そのときに何か具体的な物語がなくて、すごくパッションにあふれる、だけど、そこに切なさだったり、繊細さだったりというものがあふれるものにしていただきたいですということをお伝えして作っていただきました」

 「最終的にシェイとかにも加わっていただいて、その中で思い描けたのが、あの、自分自身アクセルが全然進捗がなくて苦しかった時期でもあったので、なんか、暗闇から最初は何か思い出が色々ちらついてきて、みなさんの記憶だったりとか、自分が歩んできた道のりみたいなものが、なんか思い出すんじゃなくて、蛍の光のようにパって広がってきて、最初のスピンが終わった後からは、もうなんか、そういうのを全部エネルギーにして、何かに向かってがむしゃらに突き進んで、最後は何か分からないんですけど、なんか自分でもよく分からない、何か意識が飛んでいるような感覚の中で何かをつかみ取るみたいな物語なんで。

ジェフがこのプログラムの基盤を作ってくださって、シェイがそこに物語を、すごく情緒あふれる物語を付けてくれたので。本当に新しいプログラムとして、自分自身もエキシビのように感情を込めて滑ることができた」

 

 このインタビューの

「何か具体的な物語はなかった」
 
「何かに向かってがむしゃらに突き進んで、
最後は何か分からないんですけど、
なんか自分でもよく分からない、
何か意識が飛んでいるような感覚の中で
何かをつかみ取るみたいな物語なんで。」

と言う言葉の中から

まだ自分の曲に対するイメージがはっきりしていない
と受け取りました。
 
きっとスケートに対するモチベーションは4Aであり
スケートで物語を表現するという方には向いていない
と思います。
 
もう少し思うことはあるけれど。
 
ただ滑るのが好きで楽しかったら、楽しく滑ってほしいし
いろんな幸せを捨てたり、無理はしないでほしいと思うだけです。
 
 
 
宇野昌磨君、鍵山優真君、素晴らしい演技でした。
鍵山君の表現のうまさとやる気は好もしいです。
佐藤駿君のジャンプの回転の速さにも目が行きました。
 
三宅星南君、姿がすらっとして演技、ジャンプもうまい。
いいなあと思いました。
これから有望な人ですね。
 
会場でユヅ友さんたちに久しぶりに会えました。
 
 
ありがとう
お茶もお菓子もおいしかったです。
 
 
 
 
 
夜になって、けやきひろばのイルミネーションがきれいでした。
 
 
 
 
 
 
 
しばらくぶりの試合観戦でしたが
この場所に行けたこと、生観戦できたことは幸せな時間でした。
 
 
 
 

 

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