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弁理士試験短答追試 条約6枝5

2017-08-02 23:13:44 | 2017短答試験
 特許庁HPにて公開されている平成29年度の短答式試験の追試の問題を検討しています。

弁理士法第10条1項1号及び2号に関する短答式筆記試験問題及び解答

追試が行われた経緯はこちら。

 さて、この追試の条約6の問題は誤っているものはどれか、というもので特許庁の発表によれば枝5が誤りということのようです。
 この枝5は、「「指定官庁」とは、特許協力条約第1章の規定に従い出願人によって指定された国の国内官庁又はその国のために行動する国内官庁をいう。」というものです。これはPCT2条(xiii)の条文どおりなのですが、なぜこの選択枝は「誤り」なのでしょうか。
 他の枝もいずれも条文どおりなので他の枝はすべて「正しい」といえるのは確かなのですが、この枝5も条文どおりなのでこれを「誤り」とする理由が全くわかりません。
 唯一言えることとして可能性があることは、他の枝はすべて「ぴったり条文のとおり(一字一句条文通り)」なのであるのに対し、この枝5だけは、条文は「第1章」としか記載されていないのにもかかわらず、この枝は「特許協力条約第1章」となっている点が唯一条文と異なっているということだけです。
 しかし、条文にいう「第1章」というのは「特許協力条約第1章」のことであることは明らかですから(問題文柱書に「特許協力条約に規定された「定義」について」となっていることからも明らか。)、この相違点により枝5が「誤り」であるといえるはずがありません。
 私は、この問題(条約6)は、正解がないという意味で明らかな出題ミスと考えます。
 みなさんはどのようにお考えでしょうか。コメント欄を開放していますのでご自由にご意見をお願いします。
 なお、問題、解答を必ず確認した上でのコメントをお願いいたします。
 
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1 コメント

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ご指摘の点、確認しました。 (現役受講生)
2017-08-06 19:14:31
 先生のご指摘に基づき、自分も問題を確認しましたが、
「特許協力条約第1章」以外に間違いを見つけ出せません。
 この理解が正しいのであれば、本問は試験問題として不適切に思います。
 条文の文言を変えるということは、駄目だとは思いません。しかし、その場合は意味が通じないように変更すべきだと思います。
 こういう出題の仕方は、通常は省内でのクロスチェックの際にダメ出しが出されそうに思います(自身の経験に基づいてコメントしています。)。
 と、腑に落ちないので、他に正解の理由があるのでしょうか??と悩んでしまいます。

以上
  

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