シニア花井の韓国余話

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ライバル商品は「有害」と宣伝か、焼酎業者を捜索

2012年05月27日 18時05分10秒 | Weblog
韓国大手紙・ 朝鮮日報12年5月25日記事抜粋
ロッテ七星飲料が製造、販売する焼酒(ソジュ・韓国式焼酎)の「チョウムチョロム」は「有害だ」とするビラをまかれ、営業を妨害されたとの告発を受け、検察当局は5月24日、競合社のハイト真露の支店を家宅捜索した。
 ソウル中央地検先端犯罪捜査2部は、ソウル市瑞草区のハイト真露特販江南支店など3カ所を家宅捜索し、パソコンのハードディスク、営業関連書類などを押収した。特販支店は、飲食店や風俗店を対象に販促を行う営業組織。
 ロッテ七星飲料は、ハイト真露が「チョウムチョロムは体に害がある」と中傷するビラをまき、営業を妨害したと主張している。しかし、ハイト真露関係者は「違法行為を行ったことはなく、検察の調べで真実が明らかになるはずだ」と反論した。
 「チョウムチョロムは有害だ」とする論争が本格的に始まったのは、今年3月初め、あるケーブルテレビ局がアルカリ還元水の有害性に関する番組を放送してからだ。この番組は、ロッテ七星飲料がチョウムチョロムの製造に使用するアルカリ還元水について、複数の関係者のインタビューを通じ「大量に飲むと、人体に害を及ぼす恐れがある」などと放送した。番組内容は、インターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて広まった。
 有害性論争が起きると、小売店や飲食店などでチョウムチョロムの販売が急減し、ロッテ七星飲料の株価も下落した。同社は被害拡大を受け、3月半ばに主要紙に大規模な広告を打ち「虚偽のうわさを組織的に広める陰謀行為に対し、法的に断固とした対応を取る」と表明した。
 ロッテ七星飲料はさらに、ライバル商品「チャミスル」を生産するハイト真露が組織的に動いているのではないかとの疑惑を指摘し、結局は法的対応に踏み切った。ロッテ七星飲料の関係者は「ハイト真露がビラなどで営業を妨害した証拠を多数確保している」と述べた。
 ハイト真露は「ロッテ七星飲料の主張は事実無根だ」と反論している。ハイト真露幹部は「われわれはライバル社を陥れるどころか、『チョウムチョロム』に関するうわさを営業、販促に活用するなという指針まで示した。検察の調査結果を見守りたい」と述べた。
 検察は押収物を分析し、ハイト真露の社員がアルカリ還元水に関するうわさの流布に関与していたかどうかなどについて、集中的に調べを進める方針だ。
■アルカリ還元水とは
地下水や水道水など一般的な水を電気分解し、アルカリ成分を多く含むように加工した水。陰極と陽極がある電解槽に水を通すと、陰極側にミネラルを多く含むアルカリ水ができる。陽極側には洗浄、洗顔に適した酸性水ができる




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